松本人志の休業宣言

お笑い好きであるが松本人志の笑いは昔から嫌いであった。権威主義的な悪臭がするのである。とりもなおさず吉本興業の化身といえる。吉本興業は一昔前893との関係がとりざされた闇営業問題で
謝罪した者は解雇するとのお達しを出した会社である。書き間違いではない。・・・謝罪しなかった者ではない。新人研修ではすべての命令に従うことの誓約書に同意させられる典型的なブラック企業である。自民党、とりわけ安倍政権と密接に関わり、現在は維新と二人三脚で大阪をゴッサムシティ化している。各民放の株式を保有しているのであれだけジャニーズ問題で見て見ぬふりをして叩かれた民放がまたもや同じ轍を踏んでいる。テレビではほとんど取り上げられていない。週刊文春の第二弾が出る前に突然吉本興業が松本の休業宣言を発表した。裁判に専念するためという。文春では同じようなケースで誘われた女性の情報を5人目まで発表している。まだ情報を得ているのかもしれない。当初松本は事実無根だと言い張ったがとりあえずホテルには集まったという事実は否定できない。身の潔白を主張するのであればすぐ記者会見を開き出版の事前差し止めを申請できたはずである。だがワンテンポ遅れての休業宣言は裁判起こすぞ・・・と言うポーズをとりながら一線から身を隠し事の沈静化を図るためではないのか。文春に書かれていることが事実だとすると吉本には松本と同じようなケースがまだあるのではないのかと推測される。本丸の吉本本体に火の手が回らないようにとの籠城戦ではないのかと考えている。現在政界では裏金問題で疑惑がかかっている議員が何の説明もなく検察から逃げ回っている。松本の問題も同じ構図と考える。良い子はマネしないでもらいたい。