昔jazz幼稚園と言うワークショップを運営していた。社会状況の変化によりメンバーがちりじりになり社民党の様に政党要件を満たすことが難しくなった。構成員にS原というドラムがいた。1.2.3.4と数えるのだが全く違うテンポで叩き始めるのでカウント・蔑視という愛称で呼ばれていた。ここまでは御愛嬌である。だが女性蔑視の思想を持つ衆議院議員、杉田水脈の言動は許されない。暴言の数々を列挙する。
「男女平等は決して実現しない反道徳の妄想です。」2014年
「生産性がない同性愛の人たちに皆さんの税金を使って支援をする。どこにそういう大義名分があるんですか」(2015年)
「彼ら彼女ら(LGBT)は子供を作らない、つまり『生産性』がないのです(2018年)」
「女性はいくらでもうそをつけますから(2020年)」
伊藤詩織さんの準強姦罪の事件では「枕営業の失敗」とまで言ってのけた。これらは決して失言ではない。意図的に発言している。だから撤回もしない。
杉田水脈が維新から引き抜かれて自民の比例で国会議員になったのは第2次安倍政権の時である。安倍総理が中国地方の比例の上位に据えて勝たせた。女性や性的少数者を攻撃する役割を女性にやらせる意図があっての事である。
杉田水脈は思想上の問題とは別に能力的にも国会議員居座るべきだはない。現在総務省政務官の役職である。先の伊藤詩織さんに対する中傷投稿に「いいね」を押した件で賠償を命じられている。総務省が取り組んでいるSNSの誹謗中傷対策キャペーン「NO Hart NO SNS」について国会で質問されたが「存じ上げない」と回答し「通告を受けていない」と弁解した。
これはプロのjazzミュージシャンがライブのアンコールで枯葉をリクエストされて譜面が無いとできないと言っているに等しい。そんなミュージシャン誰が信ずる・・・即刻廃業してもらいたい。