ある本にこう書いてある。「悪いことは悪い。してはいけないことは理屈抜きでしてはいけない。こうした当たり前の倫理観や道徳観が失われている。」いいセリフである。著者は池田佳隆、4000万の裏金、政治資金報告書不記載で捕まった人間である。大山鳴動して鼠一匹のネズミに過ぎない。安倍派の大物議員5人は立憲不可能ということで不起訴になる見込みだ。検察と政権との間で何らかの裏取引がされたとしか思われない。コンビニだ110円でカフェラテのボタンを推して逮捕された庶民がいた。我々零細業者はインボイスで消費税が控除できず赤字でも納税しなければならない。面倒な経理事務を押し付けられ1円たりとも見逃してはくれない。上級国民は千万、億単位の金が何のお咎めもなく右から左に動く。いくら何でも不公平ではないか。当初検察への期待が高まった。ところが安倍派の大物議員たちはなくなった安倍総理、細田元衆議院議長、派閥の会長と事務方の責任者に罪をなすりつけて逃げおおしてしまった。赤信号みんなで渡れば怖くないということである。結局政権と検察の戦いはキングギドラとゴジラの戦いであった。ゴジラはゴジラ、やはり怪獣であった。