鰻とbe-bop

最近、池田聡太四段のおかげで将棋に興味を持ってくれる人が増えた。「どれぐらい強いんですか」と聞かれることがあるが棋譜だけ見ても僕のレベルでは分からない。(僕の棋力はアマ二段くらいと思う)。これはC.パーカーのコピー譜を見ただけではパーカーの凄さは伝わらないのと似てる。藤井猛九段という羽生善治世代の棋士がいる。タイトルも取ったことがある実力者であるが、その業界ではそれまでには全くない発想の戦法を編み出した棋士として名が通っている。振り飛車だが玉を囲わずにどんどん攻める藤井システムと呼ばれる戦法はダンスと不可分に結びついていたスイングジャズの時代に出現したbe-bopの様な存在だった。その藤井が自分の戦法について語ったセリフがある。「自分の振り飛車は鰻屋の鰻だ、何でも指しこなす人の振り飛車は天婦羅屋の鰻だ」(寿司屋の鰻だったかもしれない)
何でも屋のbe-bopとbe-bop屋のbe-bopは違うという議論がある。その根底にはjazzの憲法はbe-bopだという暗黙の了解を前提にしている。果たして今の時代その前提はあっているのだろうか。
be-bopを突っ込んでやってきた人のbop系の演奏とさらっと通ってきた人のbop系の演奏は何となく違いが分かる。だからbopを通らなければだめだと言いたいわけではない。時々若いミュージシャンが説教めいたことを言われているのを目にするがそういう時は擁護もしたくなる。ビーバップも今の時代となってはjazzの一部であり、jazzは音楽の一部であり、音楽は世界のごく一部である。jazzも百年の歴史がある。だがどこの駅から乗ろうと聞くのを楽しむだけならいいが、演奏するとなると最低、快速列車が止まる駅は見ておいた方がいいかなとは思う。そう考えさせられるライブが最近有った。

狼が来るぞー

9月25日の朝方、飲み足りない人xの相手をしていたらJアラートが鳴った。そのXは南側のカーテーンを閉めた。理由を聞くと爆風で怪我をしないようにという事であった。トイレが比較的安全だともいわれた。安全が確認できるまでトイレに行くと良い聞かされた。防災に関しての政府が期待する国民像が見えたような気がした。トイレでウンチはするが防災の蘊蓄を聞かされるのは嫌だ。断った。テレビは瞬時にミサイル問題に切り替わりルートは北海道を通り襟裳岬の2200km先に着水した模様」と報道された。これが領空でもない高度800km、(この高度はスペースシャトルや人工衛星の高度より高い)を通ベーリング海に着水した」と報道されると全然違った印象になる。国民の危機感を煽っているしか思われない。実際Jアラートの区域には首都圏は入っていない。国電と新幹線は止めたくないからだ。経済損失が大きい。何となく国民が日本を守る為なら・・・・と言う理由で国防費が過去最高額になるのも黙認する世の中にされていく。何度も書くが爆心地であればどんなところにいようが即死です。運よく爆心地から何10km離れていればトイレに避難するのも頭を抱えて机の下に隠れるのも有効かもしれない。結局避難訓練などほとんど意味がない。
その後も飲み続けた。
考えたら僕の携帯はJアラートが鳴らなかった。Xに聞くと「古いからじゃない」と言われた。
古い携帯を持っている人間は逃げ遅れてもいいのか。母親にも聞かれる。母親の形態はJアラートが鳴るのだ。
「どこに逃げたら、いい。何々小学校かね?」
母親は足が悪い。2丁先のスーパーを往復するのに1時間以上かかる。僕は言い含めてある。
「死んだ親父が守ってくれるから、この家には絶対当たらない。家から動かないでね」
「そうかね」

街角情報室vol3

1メニュー編
写真を入れる技術がまだないので文字だけで勘弁してください。「孔子のカツレツ、ミートソースをかけたボローニャ風」気持ちはよくわかる。勿論イタリア料理店のメニューではない。ボローニャ風を知らない人のために親切にミートソースをかけたと説明しているところが定食屋らしい。でも問題は最初の方だった。三国志で客人をもてなすのに家族を殺して差し出した下りを思い出した。居酒屋で若者が「アルファー鯖」ってなんだ。と話し合っていた。〆鯖はα鯖に見えることもある。僕の店に「フレープジュース」というメニューがある。グレープジュースの誤植なのだがラミネートをかけてしまっているので作り直さなくてはいけないのだが・・・・・・・・・。今でも時々フレープジュースって何ですかと聞かれる。常連の人には「フレープジュースお願いします」と言われることがある。そういう時は明るく「フレープジュースですね。店内で召し上がりますか、お持ち帰りですか」と答えている。
2素数
小川洋子の「博士の愛した数式」を読んだ人は多いと思う。ここには素数に魅せられた人が出てくる。少し前の2017年8月31日と2017年9月1日でピンとくる人は素数マニアだ。2017831と201791は素数という事だ。二日続くのは2002年5月31日、6月1日以来15年ぶりという事だ。この数字が素数かどうかの証明方法を知りたい人は若井優也に聞いてください。素と言う文字は何となくエロチックだ。素麵と書くとセミが鳴く昼下がりに浴衣姿の美人が氷をたっぷり満たした木の桶に入れて持ってきてくれる素麺を思い出してしまう。桶を差し出す手のの素肌美しさと時々はだける裾の合間に見える素足の色っぽさ。でも素数に興奮するだけの想像力はないなあ・・・・・・・。「素数夜曲」は色っぽい曲だったけど。
3ウシブル
「ウシブル」を知っている人はlazyでは一人だけだと思う。グンゼが開発した乳牛向けの体温を下げる為の「着る端末」だ。夏の暑さによるストレスで乳量が落ちるのを防げるという。新聞には「夏バテ、モー大丈夫」とあった。「ウシブル」と言う商品名は牛とbullと冷えた時の「ブルッ」をかけているのだと思うが興味ある方はグンゼの広報室に聞いてみてください。来夏には本格販売を目指すという事なので無下にあしらわれることはないと思います。グンゼは足が細く見えるストッキングだけを作っているのだはないらしい。

時事トライアードvol11

北朝鮮がミサイルを発射し北海道上空を通過した。安保理決議違反であり断固抗議すべきこととは思うが日本政府の対応がおかしい。安倍総理は日本を攻撃したと安易な発言をしてしまった。弾道から言って違うと思う。関東以北にミサイル通過後jアラートを鳴らす。弾道を把握できていない証明だ。という事は迎撃はできないという事ではないか。本当に国民の生命と財産を守る意思があるのであれば、国民の不安をあおるのではなく冷静に外交努力で対処するより方法はないのではないか。地震でも原発を止めるのに関係ない地方の新幹線を毎回止めるのは他の意図を感じさせる。避難訓練の映像も見たが田んぼの真ん中で頭を抱えてうずくまったって何の足しになるのか。戦時中の防空訓練を見ているようだ。

時事トライアードvol10

民進党の代表選が始まった。個人的には枝野幸男を応援している。第一の理由は野党共闘に関する主張の違いだ。次回の国政選挙で何としても安倍政権を終わらせなくてはいけない。そのためには野党共闘は必須と考える。若狭勝などという単なる風見鶏とは一線を画してもらいたい。候補者募集要項見たいものを読んだが第二自民党と言っていい内容であった。前原誠司は「日本ファーストの会」との連携を保留しているのが不満だ。大体小池百合子は第二の安倍晋三になるかもしれない危険人物と思う。ファーストは王だけで十分だ。話は変わる。籠池氏の拘留が再逮捕で伸びている。徹底的に悪人と言うイメージを印象づけようとしている。対し昭恵夫人付だった谷査恵子なる人物はイタリア大使館の一等書記官として異動を命じられた。経産省内からも不自然な異動と言う声が上がっている。勿論証人喚問を逃れるためである。佐川宣寿国税庁長官も結局、就任の記者会見を見送った。質問が森友問題になることを恐れたためだ。今国税庁の各支部では来年の確定申告の時期が来ることに戦々恐々としているという事だ。全国で「領収証は破棄しました」「値引きは適正に処理しています」という国民が何万人も出るであろうと予測している。

偽メール3

中田凜ちやんとはその後どうなったかと何人かに聞かれたので顛末をここに書いておく。二週間ほど前になるが最後のメールが来た。
「携帯の調子がおかしいので、事務所に言って変えてもらったから、必ず登録してね」と前とは全く違うアドレスから届いた。同じ内容のメールが二度ほど来たが忙しかったので返信は出さなかった。アドレスを変えた時に返信が来るかどうかで脈あるかどうかを最終判断するのだと思う。それっきり連絡が途絶えた。面白いから今からでも「遅れてごめん」的なメールを出せと一部の凛ちゃんファンからけしかけられたが出さずじまいになってしまった。
何を要求されるのかわからずじまいだった。ちょっと残念。

時事トライアードvol9

北朝鮮がグァムにミサイルを打つかもしれないという噂が流布されている。個人的な予想だが打つことはないだろうと思う。今までのミサイル打ち上げの経緯を見ているとすべて抜き打ちの発射であり、今回みたいに地図を見ながらミサイルの軌道を指示する映像はいかにもカメラを意識してのことであり最後の脅しだと思う。では、本当に飛んだ来たらお前責任取るのかと言うかもしれない。その前に思い出してほしいことがある。有事立法を通す時、安倍総理は国民の安全を確保するためと言った。万が一グァムにミサイルが飛んだ来た時には国家の存立を脅かす事態なので集団的自衛権の適用に該当するという見解を出した。これは簡単に言うと「おいら、アメリカの親分と一緒に戦争するけんね」という事である。為政者には国民を守る義務がある。危機感をあおり「ミサイルを打ち落とせなくてどうする」みたいなことを言い出す自衛隊上がりの防衛副大臣がいる。避難用のシェルターを作るべきという似非文化人もいる。あれだけよく落ちるオスプレイのためにシェルターをと言う議論には全くならない。憲法の解釈を変えてまでアメリカに媚びるのは憲法以上に大事な日米地位協定があるからだ。この協定は平たく言うと「好きな時、好きな場所を米軍が使ってもよい」という事である。押し付けられた憲法を変えようという議論は出てくるが押し付けられた日米地位協定を変えようという意見は出てこない。戦争につながる使い走りにされる根本の原因はここにあると思う。

残念な生き物事典

100%受け売りの話である。作家の高橋源一郎がパーソナリティを務めるラジオ番組があってそこで「残念な生き物事典」と言う本が紹介されていた。
1.なぜコアラはユーカリの木につかまって何もしないで過ごしていることが多いのか。
ユーカリはある毒素を含む木であって他の動物はユーカリは食べなかった。コアラは食べられるように進化したため生き残れた。ただ、もともと毒素を含む植物なので食べられるとはいえ、その毒を解毒するのに黙っている時間が必要なのだという事だ。もしコアラが他の葉を食べていてもっと活発に動く動物に進化していたら今ほど人気が出なかっただろう。そうなるとオーストラリアの観光産業には大打撃で外貨準備高が不足し俱知安がオーストラリア資本に席巻されることにならなかったかもしれない。「風が吹けば桶屋が儲かる」の一席。でもコアラの気持ちはよくわかる。僕も二日酔いの時はコアラのようにソファの上で何もしないで過ごす。
2、アライグマは食べ物を本当に洗うか。
アライグマは視力が弱い。それで水辺で餌を取る時手を水に突っ込んで探している動作が洗っているように見えることから命名された。司会者が動物園で洗っているのを見たことがあると異論を唱えた。動物園のアライグマ余りにもは暇なのでそういう行動をとることもあるという事だ。アライグマの気持ちもよくわかる。僕もあまりにも暇だとたまっていた食器やグラスを洗う習性がある。
3.モグラの土を掘るスピードは時速何キロか
想像以上に遅い。時速80センチという事だ。これはカタツムリより遅い。モグラも趣味で穴を掘っているわけではない。仕事だ。仕事で穴を掘るのは重労働だ。モグラだって疲れるのだ。僕もバイトで穴を掘ったことがあるがモグラの気持ちがよくわかる。確かに疲れる。
4.メガネザルの目は動くか
メガネザルの眼球は一個が脳みそくらいの大きさなので目は動かせない。それで周りを見るときには首ごと動かさざるを得ないので不審者のように落ち着きがないように見える。
いつもこのコーナーで紹介される本は面白い。僕も何冊か買わせてもらった。余談だが高橋源一郎はタイトルが決まらないと小説が書けない人で引き出しにはまだ書かれていないタイトルのアイデアがいっぱいはいっているという。「さよなら、ギャングたち」「ジョンレノンと火星人」「優雅で感傷的な日本野球」確かに変わったタイトルの小説が多いなあ・・・・・。

オリンピック雑感

札幌が猛暑に見舞われた日、ニュースで東京オリンピックまで丁度三年と言っていた。熱中症に気をつけ野外での運動は控えましょうとニュースは締めくくられていた。三年後にはこの時期に42キロ走る人がいるというのに・・・・。大体この時期に決まったというのはアメリカのアメフトとバスケの開幕時期とメジャーリーグのWシリーズの時期と被らないようにしたという事で、要は放映権料が激減しないにという思惑である。決まる前から金の匂いがプンプンするのである。福祉関係の予算が削られ二週間程度のスポーツイベントに数兆円の国家予算がつぎ込まれる。そして潤うのはその利権にしがみついているごく一部の人達だ。巨大プロジェクトが動き出せばGDPは上がるだろう。それが第三次安倍内閣の目標「経済を復活させる」の材料にさせれるのは見え見えだ。それを隠すかのように子供たちに夢を与えるだの東北復興をアピールするだのお祭り気分をあおり反対しづらい全体主義を蔓延させている。オリンピックをテロから守るとの名目で共謀罪も成立されてしまった。ところで東京が選ばれた重要な要件にテロが今まで起きていないという事があげられる。それはとりもなおさず憲法9条のおかげで敗戦後どこの国でも戦争を起こしていないので、どこの国或いは、組織から恨まれていないという事を政府関係者は誰も言わない。それはそうだ。恩恵を受けたものを改憲しようとしているのだから。

偽メール2

中田凛なる人物から偽間違いメールが届いた二日後の昼下がり凜ちゃんからメールが来た。「今お昼ごはんで冷やし中華と冷麵どちらにしようか迷っています。どちらが好きですか」とある。大体こういう二者択一の問題は好きではないし、冷やし中華と冷麵どちらが好きかなんて考えたこともない。食べる頻度は冷やし中華の方が圧倒的に多いが特に好きだかと言うわけでもない。自宅でも手軽に食べられるので今週は二回食べている。冷麵が嫌いなわけではないが冷麵は焼肉屋に行かないと食べられないと言う印象がある。あまり外食をしないので普通の定食屋にも冷麵はあるのだろうか。でも凜ちゃんの行った店には冷やし中華と冷麵があってそれで悩んでメールしてきたんだ。そうか、ファミレスだ。僕はファミレスには行くことがないのでそういう発想が髪の毛と一緒で抜け落ちてしまう。折角考えたのでメル友になる気はないが「冷やし中華が好きです」と事務的に返信した。返信が来た「私もです。今冷やし中華食べ終わりました。(凜ちゃん、全然悩んでいないんだ・・・・)『冷やし中華始めました』というのは見るけど『冷麵始めました』は見ないですね」
そうだ。「冷やし中華始めました」という歌はあるが「冷麵始めました」と言う歌は聞かない。昔「全日本冷やし中華連盟」という団体があった。山下洋輔さんが中心になって冷やし中華が夏にしか食べられないのは冷やし中華が不当に弾圧されているからであり冬にもビールやアイスクリームがあるように冷やし中華を解放せよ!と言ったようなテーゼで何人かの文化人が名前を連ねていた。この運動は一応の成果が上がり洋輔さんたちがよく行くラーメン屋には冬でも冷やし中華を置くようになったと聞く。凜ちゃんのメールでこんなことを思い出してしまった。
こんなことを教えてあげたら「わー、物知り」という事になって仲が深まるのかもしれないがまだ信用できない。アドレスを知るようになった経緯の偶然差を強調しすぎる。という事は必ず意図があるはずだ。それが分からない。もう少し様子を見よう。次回に続く。多分