入管法の強行採決がされた直後維新の山本太郎議員が身を挺して意義を申し立てた行為が議会政治を貶める行為に当たるとして懲罰動議にかけられた。自民党議員二人が怪我をしたとも報じられている。動画を見る限り怪我したようには見えないし山本太郎の行為が原因とも見えない。だが問題の本質はそこではない。問題山積みの法案を強行採決した行為が民主主義に反することであってダイブはそれへの反対声明である。懲罰動議は貧困に喘ぐ農民が起こした百姓一揆をお上が力をもってねじ伏せる行為と同じである。維新の政策をすべて支持するものではないが前回のくしぶち議員といい山本太郎のケースと言い弱小政党の意見表明が懲罰動議という名の言論統制によって刈り取られようとしている。その一歩向こうには普通の国民が施策に反対表明した時に取り締まられるディストピアである。大体この程度の揉め事は何度もあった。記憶にあるのはイラク先遣隊体調に指名された自衛隊上がりの髭の隊長佐藤正久議員が野党議員に見事なパンチをかました時だ。勿論何の御咎めもない。与党議員だからである。モリカケ桜問題と同じ構図が見てとれる。