いい映画と言うより見るべき映画と思った。見た後すぐ感想を書かなかったので断片的にしか覚えていない。それでもお勧めしておきたい。東京新聞に望月衣塑子という新聞記者がいる。記者会見で総理や官房長官から嫌がられ全く指名されなくなった記者である。著書に「新聞記者」という新書があるが読んでいないので映画との関係は分からないが主演の女性記者は明らかに望月記者である。ここには最近起きた政治スキャンダルが全部出てきている。青い色彩に加工された画像で内閣調査室が映し出される。そこではエリート官僚たちがパソコンに向かい政権に有利な情報をせっせと流し続けている。非常に現実的で怖い。加計学園疑惑と思われる問題で良心の呵責に耐えかねたエリート官僚が自殺する。その後輩の官僚と女性記者が真相を探る。結末は・・・・勿論有料です。
新聞記者の事を描いているが職業意識の話ではないと思った。この時代に持つべき矜持の話だ。女性記者の話し方がぎこちないとおもっていたら韓国の女優であった。反政権よりの描かれ方なので日本の女優といおうか所属事務所がビビッて辞退したと言う事だ。情けない。
付記
よく著書を購入する何人かの信頼できる人のツィッターは毎日見ている。開くとこの人もお勧めと言う形で意見の方向性が同じ人が3人紹介される。ところがある日その欄に反吐が出そうな人物ばかり並んでいるときがあった。仕組みは良く分からないが情報が操作されていると思った。この映画の内閣調査室のシーンを見て思い出した。