ゴーーン氏が法を破りgoneした。15億円の保釈金をふいにしても逃げたのだ。にもかかわらず何故か非難する気になれない。安倍政権下で不公平な法の適用が常態化し法治主義が崩れているからだ。法を破っても咎められない人がいる状態では守るほうが馬鹿馬鹿しく見えてしまう。ゴーン氏がそこまで考えての行動だとしたら海外の国が今の日本をどのレベルの法治国家として考えているかのバロメーターであると思う。ただ15億という金額にめまいを覚えるであろう。強力な格差を感じる。その一部は日産の社員に回ったかもしれないし、税として徴収されていれば国民に還元されたかもしれないものである。NHKのニュースでも保釈金の多さを知らしめるのに札束風のものを積み上げていた。もっと核心を突く報道をすべきだったのにだ。
検事が異例の会見を行った。要は「なめた真似しやがって」という内容だ。「お上の裁きである。控え折ろう・・・・」遠山の金さんと変わりない。日本国中物言わぬゴーン氏がいることを忘れてはならない。