国分寺より愛をこめて

米木よりカンパをしていただいた方に謝意を伝えたいということでここに全文を掲載する次第である。
「ベース米木康志です。
手術入院し、現在療養中です。

過日、札幌レイジーバード店主吉田 直氏より、お見舞い金の振り込みがありました。

貴重なお金を、私へのお見舞い金としてレイジーバード吉田氏へ預けてくださった皆々様、大変ありがとうございました。

私は来年より演奏活動を始める予定です。レイジーバードへは6月に伺う予定ですので、よろしければ是非いらして下さい。」

米木康志
付記
文章としておかしいところがあったら直してほしいとの依頼があったので編集者の責任でごく一部訂正したがそのままのほうが直立不動で話しているようで良かったかもしれない。来年6月21日大石とのduoを中心に3日ほどスケジュールをもらっている。願わくば支援していただいた皆さんと米木のカンバックを祝いたい。

鈴木央紹7days企画変更について

かねてより療養中でしたがまだツァーに出るほど体力が回復していないため今回は参加を見送ることとしました。つきましてはすべてのプログラム央紹抜きでやります。初参加のds橋本現輝、b三嶋大輝で盛り立てたいと思います。料金は各プログラム500円引きとお考え下さい。なお央紹体調戻り次第仕切り直しの企画考えたいと思います。

米木の近況報告とT’s 


6月27日俊也、柳沼の3daysの最終日。打ち上げで盛り上がっていた。話しは米木のことにも及んだ。それに聞き耳を立てていたかのように米木から電話が入った。術後初めて話した。活舌はさすがに良くないが声そのものは元気であった。豚カツを1時間かけて食べたことなど話した。函館からオファーがあったので1年後大石とlazyにも行っても良いかというのが用件であった。気持ちは全く萎えていないと思った。勿論いつ来ても良いが大石と相談して連絡するからと言って電話を終えた。その後大石と相談し6月21日にduoでやってもらうことにした。何があってもその日までは潰れるわけにはいかない。決意を新たにした。
その数日後、匠平から米木がセッションに遊びに来てくれたとのメールが入り写真を送ってくれた。セッションにいたメンバーが凄い。石田衛p松原慎之介asホストが西村匠平dsそれに米木。全員レイジーに来てもらったことがあるメンバーで普通に有料でライブができる組み合わせである。米木は徐々に回復しているようで何よりベースを弾いている姿が見られることが嬉しい。その場所が懐かしかったのでメールを出すと返信が来た。
Subject: Re: 直ちゃん
そうそうその日は
匠平ちゃんがホストだった、懐かしかった!
元のマスター高橋君もテナーで参加してるから、T’sに居る気分!
カンパ
ありがとうございます。
夏バテには気をつけないとね!
ご指摘感謝。
米木康志

付記
ここは現在M’sという店であるがここには浅からぬ因縁がある。国分寺の米木のマンションから歩いてevery thing8分to meの距離にある。マスターが3回変っている。二人目のマスターは今札幌にいて匠平、俊也、柳沼が来るときは時々顔を出してくれる。僕がよく行っていたのは最後の東京勤務の時期で30年前のことである。残業のない土曜日だけ心のバランスを取る為にライブを聴きに行っていたが住んでいたのは千葉県の西船橋でライブハウスの場所によっては最後まで聞くと帰宅できなくなる。
それを見かねた米木がよく自宅の702号室に泊めてくれた。翌日は日曜日あわてて帰る必要はない。奥さんさきくさんが作る美味しい朝食をNHKの将棋番組を見ながら食べるのが恒例行事になってしまった。上記の高橋君がマスターの時初めてT’sに行った時のことははっきりと覚えている。その日も米木のマンションに泊めてもらうことになっていた。店に入ると壁に羽生善治の写真が飾られていた。マスターも将棋が大好きとの事だ。初めて行った店でjazzと将棋の話ができるのは万馬券が当たる確率くらい低い。高橋君が「家に泊って行ってください。1局指しましょう」と言う。さすがに初対面の人の家に泊まるほど厚かましくはないので固辞していたが一緒に店を切り盛りしている奥さんも遠慮なくとおっしゃる。そこまで言われるのならということでお邪魔して深夜の熱闘を繰り広げた。翌日奥さんの美味しい手料理もしっかり頂いておいとました。これが縁で米木が出演していなくともお邪魔し宿泊付きの将棋を指す仲となった。

米木の術後経過

『米木の健康状態への憶測がSNS上あふれていた。またぎきではあるがかなり憂慮する情報もあった。本人に聞けばよいのだが鼻にチューブが入っている状態であることを聞いているしあまり頻繁に聞くことも疲れさせることになると考え遠慮していた。そこに次のメールが届いた。』吉田
Subject: 直ちゃん

明日退院が決定しました。
良かった〜

ベースと身体のリハビリ、ゆっくりやってくよ。

米木康志
『退院が必ずしも全快を意味するものではないし年内活動休止する理由を知って一安心したく聞いてみた。』吉田

今年の活動休止の理由は食事です。

年内の演奏予定は、ツアーがかなり入ってました。
と言う事は、知らない街で食事をしなくちゃいけない。

手術の場所は口腔内。

一般のごはんを食べられるとは言え、おかずも含め、柔らかい、細かい、水分がある等がまだまだ必要なのです。

食べる時間は1時間は必要。
これではツアーは出来ないので、今年いっぱい休みにしました。

退院は良い方に取って下さい。

お客様の総意
とても嬉しいです、ありがたく受け取らせていただきます。

米木
『一安心できる内容であったので公開させてもらった。引き続きご支援のカンパをお願いしたい。一年後になるかもしれないが必ず復帰ライブをlazyでやることを目標にこちらも頑張る所存である』吉田

米木康志救済募金のお願い



盟友米木が現在闘病生活を余儀なくされており年内活動を休止するようです。つきましては入院費用のたしにしてもらうためカンパを募りたいと考えています。同意していただける方は下記の口座にお振込みください。私が責任を持って記名式にて本人に届けたます。ちかじか店内に募金箱を設置します。来店予定の方はそちらをご利用していただくのも可能です。またチャリティーコンサートも企画しております。HPにてチェックねがいます。
北洋銀行 札幌駅南口支店 口座3624418 ヨシダ ナオシ

20周年記念ライブ速報

僕は古希、lazyは成人式を迎える。自分の歳、経営状態、世界情勢を鑑みると10年単位のイベントはこれが最後になるだろう。店をやる前から数えると45年ほどライブ活動に関わっている。思い入れが有るミュージシャンも少なくない。毎年人選に悩む。今年の企画は央紹が珠也とやりたいと発言した事に端を発している。それぞれは共演しているが4人は本邦初である。一番若い壼阪にリーダーシップを取らせることにした。学生、地元ミュージシャンとのセッションも含め4/1から4/9までにぎにぎしく執り行う。詳しくは近日中にアップする。万障繰り合わせの上是非ご来店いただきたい。

予約確認のお願い

11/17,18の予約を2名様でされた方誤ってデータを消した可能性があります。お手数ですが予約確認をしていただけると助かります。よろしくお願いいたします。

lazy 秋のインパール作戦


帝国陸軍も大阪万博もlazyも一度決めたら撤退できない悪習持ちである。11/14から11/まで驚異の12daysである。メインは上記の4日間であるがどこに来ても楽しめる金太郎あめライブになっている。どうか万障繰り合わせの上複数回来ていただきたい。すでに8日間の連荘の予約をいただいている。お客さんも大変だが店も大変だ。これを乗り切らなければ20周年記念の企画を前に進められない。生きて最終日に皆さんとお会いしたい。敬礼

急遽決定!Kurage mini band

中島さち子というジャズピアニストがいる。自分は米木康志、本田珠也のトリオでしか聴いたことがないが数学界では有名人である。数学オリンピックの世界チャンピオンである。中島は現在大阪万博のあるパビリオンに関わっている。「命はぐくむ」というコンセプトである。そのコンセプトで編成したバンドがKurage mini bandである。そのライブが急遽決まった。問題山積の万博であるが音楽には罪はないということで準備不足であるが敢行することとした。ご自分の耳でコンセプトを確かめて頂きたい。

Kurage mini band 10月31日 8:00
中島さち子(p)武徹太郎(g)チェ・ジェチヨル(韓国太鼓.changu)小林武文(ds)
予約¥3500当日¥4000
大阪万博日本パビリオン監督中島さちこ率いる民族音楽×ジャズバンド

新コーナー増設

ジヤズの店のくせしてジャズの対する言及が少ないとの声が有る。ライブスケジュールをチェックするついでにブログを読んでくれるお客さんがいるのだ。自分は日々起きる社会、政治の問題に憂慮し時に怒り心頭となる。その事を述べるにあたって最低の事実確認だけはしなければならないと考えそちらに時間を割いている。たおやかな気持ちでジャズについて語れなくなっている。そこで信頼できる人に執筆を依頼した。ライブレポートを書いてくれている牛さんだ。サブタイトルは「名盤、迷盤、想い出盤」サブスク、ダウンロードの時代LP単位で作品が語られなくなった。我々の時代LP片面が時間の基軸にもなっていた。そんな絶滅危惧種のイリオモテヤマネコの豊潤な味わい方を紹介できればと思っている。LP単位で紹介されると僕も色々な想い出が浮かんでくる。それは人の褌で相撲を取る行為に近いがmastser’s comment noticeで蛇足的解説を書かせてもらっている。このコーナーの増設に合わせて読者投稿も募集する。ジャンルは問わない。僕と意見を異にする内容でも構わない。