松川るい、今井絵理子の視察旅行の内容が分かってきた。地元議員との意見交換などそれらしきものは5日間のうち4時間だけである。この類の視察旅行が9月まで150人の議員が予定している。旅費の部分も不透明であるが一日10万の日当もでる。自民党議員であれば大臣クラスで官房機密費から100万のお土産代も出る。国会議員であれば飛行機はファーストクラス、ホテルは五つ星である。そのたぐいの予算が5億計上されている。岸田総理が中東を歴訪した際エジプトの博物館に資金支援や技術協力する約束をして帰国した。折しも自国の国立博物館が運営費を捻出できなくてクラウドファンディングに頼っているとの報道がされている時である。目標1億は9時間で集まったと言うが手放しでは喜べない。芸大で維持管理の為ピアノを売りに出したという事もあった。国に依存しなくても研究費、維持費が募れると知ったら財務省はあらゆる分野で予算を削るであろう。そうすると効率の悪い研究分野はあっという間に壊滅する。北大でも期間限定の研究員の多くが雇止めになった。国力を疲弊させる予算の配分を辞めるべきである。国会議員の旅行や防衛費に回す予算が有ったらこの分野に回してほしい。もし政府がクラウドファンディングを推奨するのであれば保険証廃止に掛かる費用240億をクラウドファンディングで集めてみると分かるはずである。いかに国民に支持されていないことが・・・・。