記者会見が高圧的な雰囲気で進行していた事は以前に述べた。いつまでも指名されない記者が声を上げているのが聴こえていた。声でアークスタイムスの尾形記者と東京新聞の望月記者である事が分かった。二人は最前列に陣取っていた。このままでは質問をする機会が巡ってこないとの判断で井ノ原の言う「ルール」を破っての発言となっている。ここで一部の記者から怒号が湧く。その後どうでも良い内用の質問も続く。30年来のジャニオタと自称する女性記者の熱い思いの演説もあった。時間稼ぎの演出と言う印象をもった。会見終了時には一部の記者から拍手も湧いた。お手盛りの株主総会の様相を呈している。それもそのはず、危機管理コンサル会社から指名NG記者のリストが司会者に配られていたことがスクープされた。先の二人の記者、鈴木エイト氏他6名の顔写真が写っている。逆に指名される記者はマスクをして左手を上げるものが多かったとの報告もある。途中司会者が「顔がよくわからないのですが・・・」と言いながら指名する場面が有った。今なら腑に落ちる。後部座席から厳しい質問をする者へのヤジも目立った。これらの人間がさくらではなかったのかという疑惑が湧いている。どちらにせよ全くのやらせ会見であったことは明らかになった。ジャニーズ事務所は関与を否定しているが爪の垢ほどの誠意も感じられない。無制限1本勝負で会見をやり直す必要がある。ジャニーズだけの問題ではなく日本における人権改善の1歩とすべきである。