枕話を一席
ある女性がルーブル美術館に行った。「この絵の作者は誰かしら」ガイドは「それはモネです」と答える。「この絵は確か・・・」「シャガールです」ガイドは答える
「ああ。この絵は絶対わかるわ・・・ピカソよね」
「奥様、それは鏡です」
お後がよろしいようで・・・・
香港の民主活動家周庭さんが禁固刑の実刑になりそうである。民主的な国であれば何ら問題になる行動はしていない。
中国指導部は香港での抗議活動を一蹴し香港社会に愛国心と忠誠心が行き渡るよう要求する。そして忠誠宣誓への署名を拒否した者は、解雇の可能性もあると警告する。これは香港の話だが、似た現象が日本で興ってはいないだろうか。
文化庁の会議の座長・佐藤康宏東大名誉教授が、10/1に報道で「6人任命拒否」を知り、10/3に文化庁に「専門家を専門家として尊重しない政府のために働くつもりはない」と通告して辞任した。「首相の違法行為を許せば、あらゆる表現者、市民にも確実に影響を及ぼす」と警告する。
周庭さんは北大で学んだことが有る人である。一度だけjazz研の学生から周庭さんの名前を聞いたことが有る。政治活動には距離を置くという今流行りの意見であった。勝ち馬に乗ると言う姿勢が見え隠れし将来の分断の萌芽さえ感じた。
周庭さんは日本の状況について次のように言っている。
「私たちがどれだけ頑張っても、20年、30年闘っても、手に入れられない民主主義を持っている。だけど、民主主義や自分の権利を大切にしていない人が多いと思う」”
付記
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