参院選の結果を暗澹たる気持ちで眺めていたらやはりやって来た.「改憲を国民的議論の俎上に載せて・・・・」
選挙中は封印していたドスをさっそく抜いて見せた。背中に入れ墨をしょっている人間は背広着て髪を七三に分けようがやくざはやくざに変わりはない。まず「お試し改憲」で様子をみて本隊がやって来る。経済、経済といい経済がうまく回れば大体のことは人は忘れるとよんでいる。金がないのがつらいのは事実だ。だがどこかの大臣が福島県民に「所詮金目でしょう」といったセリフに象徴されるのが安倍政権の国民観だ。我々を馬鹿にするのもほどほどにしてほしい。仏のfaceもthree timeだ。これからの最悪のシナリオはどこかで、紛争に自衛隊が巻き込まれマスコミもこぞって「この死をむだにしていいのか」といいだす。既成事実ができてしまえば後は「国家緊急事態」といってしまえばどうとでもなる。
今回の選挙は政策論もかみ合わないまま与党の結果圧勝に終わってしまった。確かに投票したくなる政党がなかったかもしれない。ただ安倍晋三を首相の座から引きずり下ろす結果にできなかったのは今後の日本の将来に暗い影を投げかけていると思えてならない。