衆議院解散は有ると思っていた。素人の予想屋なので外れても何の責任も取らなくても良いので根拠を書いておく。岸田総理は何かの政治目的を成し遂げたいために総理になったわけではない。総理になること、そしてその地位に出来るだけ長くとどまることが目的化している。次の自民党総裁選は来年の秋である。党内では解散の1回や2回打つ度胸無くて総裁が勤まるかという風潮が有る。麻生副総理の様に解散を打つ機会を逃し民主党に政権を取られることはチャックが開いたまま地下鉄に乗り女子高生に「あいてますよ」と教えられるくらい恥ずかしい事である。或いは菅総理の例である。支持率が下がり続け総裁選に出馬さえできないことが有る。国会運営も解散権も自分の政治生命延命の為の「大人のおもちゃ」と化している。内閣支持率は殆ど成果のない広島サミットでも上がった。解散の刀の抜き時であった。そこに息子の忘年会騒動が報道され生活に苦しむ国民の心情を逆なでした。公明党との選挙協力にもひびが入っている。マイナンバーカードも問題山積である。確かに議席数は減らすかもしれない。だが選挙には負けないはずである。連立は公明でなくても良いと考えている。国民あるいは選挙結果にもよるが維新との連立も水面下で画策されている。今後は増税と物価高の嵐が吹き荒れる。支持率が上がるわけがない。野党共闘の機運は立民の泉代表と連合の芳野会長の無能さのおかげで白紙に戻っている。解散するのはNow the timeの筈である。ところが岸田総理は思いとどまった。解散実績と言う箔をつける行為を棒に振るほどの事が起こったと言う事である。未確認情報だがマイナンバーカードに致命的なシステムエラーが発見されてその対処方法を検討中であるとの事だ。河野デジタル大臣はいずれ腹を切らされる。
