10月17日中曽根元総理の葬儀が行われた。この葬儀は国葬ではない。内閣と自民党の合同葬でしかないものに9000万の税金が使われた。防衛大臣の一存で自衛隊が駆り出され銃剣付きの銃を持ち「弔銃」を行う。この示威行動は我々にどういうメッセージを伝えたいのか。自衛隊が中曽根総理を「大日本帝国海軍の将校」として弔う姿である。これはニュース等には映像が取り上げられていないが会場の周りには数メートルおきに警官が配備されており大手マスコミはこの撮影はしないようにとのお達しがあったと聞く。独立系のマスコミがこれを撮影しようとすると警官に制止された。過去を反省する学術会議は冷遇され自衛隊は存在を誇示し始めている。
この日北大を通った。事務棟の屋上に半旗が掲揚されていた。