Japan as Number One

社会学者エズラ・ヴォーゲルの著書で日本経済の高度経済成長の要因を分析している。当時読みながらとうとうアメリカに勝ったか・・・と誇らしく思ったものである。心配は御無用。日本は今も世界一である。直近のコロナ感染者数がである。死亡者数も世界3位である。驚くべきことにこの事実に岸田総理はほとんど興味を持っていないように見える。あの菅総理でさえ一本足打法であったがワクチン接種数の拡大に努めた。総数把握を止めるというのである。勿論今も総数は把握されていないがその努力も辞めてしまうという。もう保健所の手が回らないからである。今は第7波である。その前は第6波で前の前は第5波である。変異株が発生しているとはいえ同じ局面が7回も巡ってきているのである。ところが相変わらず医療は逼迫し国民には自己責任で防御することを強いるだけである。店には道から感染対策指導メールが頻繁に来るようになった。身近でも感染者が増えライブも何回か中止にした。賢いお客さんは狙ったライブのみ用心して聴きに来ると言った感じである。普段はこれで感染したら宝くじでも当たるわ・・というくらいソーシャルデスタンス取り放題である。真綿で首を絞められるような息苦しさを感ずる毎日である。Jazzだって7コーラスもソロ取ればエンディングの方法くらいわかりそうなものであるが岸田楽団はそのノウハウが全くない。