襲名披露

この時期ある組織の幹部が「この度50何代かのてっぺん仰せつかりました。今後ともよろしゅうお願い申し上げます」と挨拶に来るのである。こちらも「よう来たな。まあ。飲めや」と言っていも美で親子の盃を交わすのである。北大Jazz研は12月の定期演奏会が終わると来年の部長を初めとする三役が決まる。いつからかその3役が手土産携えて挨拶に来る風習が出来上がった。今年の部長、副部長ともベースで大学に入ってから楽器を始めたたたき上げである。若井俊也みたいに初めて楽器触ってから3か月でプロになるような天才も稀にいるがこの楽器はかっこがつくまで年季がいる。その点二人は成長が早い。二人で刺激し合って切磋琢磨しているからかもしれない。若者と話すのは楽しい。どういう部にしたいか・・とか初心者が入部したとき対処とか建設的な話は参考になる。僕は部員からジュラ紀生まれのマスターとからかわれるが若者の話はちゃんと聞く。レィジーが若者の意見に触れられる唯一の「長崎の出島」だからだ。帰りには手土産を渡すくらいの仁義は心得ている。春に楠井五月のベースクリニックと学生all stars企画で西村匠平と演奏する機会を作ることを約束した。頑張ってくれ!