先ず裏金問題の追及がぬるかった。個別には枝野議員、蓮舫議員、辻元議員が良い質問をし自民党議員をロープ際迄押し込んでいった。明らかな矛盾点が幾つか出てきた。自民党議員はクリンチ状態で3分間耐えているもの、居直るもの、誰かが嘘をついているのは明々白々である。だが政倫審ではそこまでが限界である。最初から偽証罪が成立する証人喚問を選択すべきであった。衆議院で通らなくても予算成立を質に参議院でも要求できたはずだ。3月2日が年度内予算成立のリミットであった。令和は牛歩戦術、立民は長時間演説のフィリーバスターで対抗していた。ところが質疑の途中で立民の方針が変わったようだ。白紙を掲げ中止を指示した。国民民主、維新がフィリーバスターに反対しているとの情報が泉健太代表のもとに入ったようだ。野党の足並みを揃えることを優先する泉健太代表は深夜の予算成立を許してしまった。参議院での審議は続いているが30日後法案自動成立を手にした自民党は証人喚問を了承するはずも無く立民は千載一遇のチャンスを逸してしまった。不支持率86%である。これほどの国民の怒りも追い風に出来ない立憲民主の幹部たちには落胆はするがそれでも声は上げ続けなければならない。馬鹿な国民はどうせそのうち忘れると思われないために・・。