国際女性デー

3月8日は国際女性デーであった。正直言ってそういう日があることを意識したのは初めてであった。自分では差別意識は持っていないが会社員時代、典型的な男社会の中で生きてきたので何処かにそう言った考えの残滓が残っているのではと注意はしている。だが時々口が滑る。北海道弁でいうと余計なことが言わさる・・と言う事である。自分の中の森喜朗や麻生太郎的なものが雨後の筍のように芽を出すことが有る。現在も自戒の念を持ちながら生活している。
日本がジエンダー指数が低いことは知っている。会社における役員、管理職の男女比率、国会議員の割合どれも恥ずかしい数字である。給与にも差が出る。金融保険関係が酷い。大手銀行は男性給与の50数%、保険会社は40%台の所も有る。まだニッセイのおばちゃん、今日もいく~の世界である。女性はもっと怒って良い。
当lazy birdコンツェルンにおいてはジエンダー指数は世界レベルである。歴代10数人のバイトがいるが優秀なバイトトップ2は女性である。ことミュージシャンに関しては差が詰まってきている気がする。ずいぶん前になるが日本ジャズの長老が地元女性ミュージシャンに「ジャズは男社会だから、男になれ・・」と訓示していた。別のレジエンドは女性フロント奏者に2ステージ一度もソロを取らせなかった。ジャズ界も日本社会の縮図であった。
都道府県ジエンダーギャップ指数では我が北海道は行政、教育、経済の3分野で最下位である事を知った。自分がそういうことに意識が向いていなかったことに気づかされてしまった。