バブルよ、もう一度

2月23日の新聞一面は株価史上最高値を更新であった。バブル末期1989年山手線の内側地価でアメリカが買える等と言われていた時期である。ジュリアナ東京ではアホな女が扇をもって踊り、馬鹿な男がそこに群がっていた。日本の経済が持ち直してきたのか・・・そんなことは全くない。賃金は実質的には目減りさえしている。因みにアメリカはその当時の株価と比べ18倍である。産業構造の変換に成功した国と失敗した国の差である。何故日本の株価がこんなに上がるかである。アメリカのIT産業株が牽引して・・・・など新聞にはもっともらしい事が書いてある。エヌビディアの高値と日本の株価の高値に整合性はない。特に道新は千歳にラピダスが進出してくるのでon the sunny side of streetの記事が目に付く。コロナ期投資先を失った金が有り余っていた。低金利、円安政策を続ける国を狙っている。海外投資家と日本の富裕層の餌として1800万まで無税という新NISAの謳い文句に踊らされる国民がばらまかれている。アメリカの金利が上がる時には注意しなくてはならない。身ぐるみはがされて丸裸にされる。