皆既日食

3月15日の参議院予算委員会の質疑の話しである。共産党小池晃書記局長が選択的夫婦別姓問題について問いただしている。この問題なぜこんなに紛糾するのかよくわからない。別姓にしたい夫婦だけが別姓にするだけの話である。万人にそれを求めるわけではない。経団連からの要望書も出ている。総理もそれは承知している。国民の中にもいろいろな意見がある中で政治的判断を下していきたいと答弁している。ここからの小池書記局長の突込みがいかしている。「意見が分かれてるというが自民党以外賛成している。公明党も賛成している。分かれているのは自民党の中だけではないのか。法務大臣も賛成している。」拍手が起きる
最後の落ちである。「大体経団連会長の十倉雅和と共産党の小池晃が同じ考えなんです。こんな事めったにないですよ。これは皆既日食です。そろそろ賛成したらどうです」
委員会室から笑いが起きる。岸田総理もうなずいている。

こういうユーモアが大好きである。