内閣改造の内情

下手なプレィヤーの循環コード曲が続くセットリストの様に全く代り映えのしない人選であった。唯一の目玉は女性閣僚を今までで一番多い5人にすることだけであった。だがそのうち3人は世襲議員。小渕優子は選対委員長に選ばれた。もう馬鹿な国民は例の疑惑を忘れているだろうと高を括っている。政治資金規正法に抵触するような接待行為を繰り返し東京地検のガサ入れの際証拠隠滅のためパソコンをドリルで破壊した。選対委員長は不透明な資金を使える立場にある。公職選挙法に抵触するような行為が発覚した際には自民党のパソコンにまたドリルがねじ込まれるだろう。渦中の木原官房副長官は普通の男のに戻りたいとキャンディーズの様に身を引いたかのように見えた。甘い・・飴のように。国会では追及されない党の政調会長、幹事長ダブル代理という異例の人事で今後も岸田総理を支えることになりそうだ。選挙になった際週刊誌の砲撃から少しでも避難させようという目論見だ。岸田総理は実現したい政治目標はない。総理の座にどれだけ長くとどまれるかにしか興味がない。そのための人事異動であった。