時事トライアードvol12

衆議院が解散される。森友問題も加計学園問題もどこかへ行き臨時国会も自分だけ喋って質疑は無しで閉会される事になる。「丁寧な説明」はどこへ行った。お友達には今しか勝てないという丁寧な説明をしているのであろうが国民としては全く納得できない。解散の大義は当初産経新聞に載っていたのは「安保法制を問う」だったらしいが流石に露骨と見たのか「消費税の使い道を問う」という事になった。それでは前回の「消費税増額の時期の変更を問う」はなんだったのだろうか。二回に分けて解散する必要があるのか。国際情勢が緊迫している中で「改憲を問う」とは言いずらいのが見え見えだ。だが万が一勝たせた場合、勝てば官軍とばかりにより戦争がしやすい国を目指してくる。今でもトランプ親分の尻馬に乗って威勢のいいことを言う三下の役を演じて自分のシマを危険にさらしている。
マスコミもちゃんと論陣を張ってほしい。政治を政局とらえるだけなら多数議席を占める与党が何をやっても仕方がないというあきらめの境地になる。本来なら憲法違反かどうかとか国民への説明責任など基準が上の問題を政治としてとらえてほしい。