腹立ち日記vol27 現金つかみ取り

終戦後のどさくさに紛れて軍需物資を横流しした軍幹部がいた。転覆したセウォル号から我先に逃げ出した船長もいた。自分の勤務していた会社の社長は会社更生法適用の適用を受けた後税務的には一点の曇りも無い様に財産を分与していた。
残された部下、乗客、社員が今の国民にダブって見える。
そろそろ限界と考えた政権中枢が最後の晩餐的に仲間内で「現金つかみ取り」のゲームをしているように思える。
持続化給付金の配布に電通及び電通の子会社、竹中平蔵が関わるパソナで税金の中抜きを画策している。GO-TO企画もしかりである。二次補正予算の中に10兆円の予備費がある。この予備費と言うのは国会の事前承認なしに使える予算である。仲間内で「現金つかみ取り」をする内閣に白紙委任状を渡すことになるのである。
忘れていけない事はコロナ禍がこれほどの大問題になる前の一月頃国会審議の中でコロナ対策は予備費で間に合うと言っていた。予備費はほんの数億だったのである。