芸能知識人の言動

古市憲寿氏は若者に人気のある社会学者である。慶応ボーイで見た目もかっこ良い。吉村知事系である。だが言論の場では小島よしおではないが「そんなの関係ない」のである。「旧統一教会問題があまりにヒートアップすると容疑者の目論み通りになる」と発言している。山上容疑者の目論見とは何であったのか「統一教会と自民党の癒着が周知される事」である。「それで何か不都合があって?・・・別にでしょ・・」と沢尻エリカの物まねで言いたい。この人物安倍元総理のお友達である。
野党のヒアリングで元文部省事務次官前川喜平氏の話を聞いた。まずこの会合に国民民主と維新は参加していない。これだけでも二党のスタンスが分かる。文科省の課長時代に「旧統一教会」の名称変更を受け付けなかった。これを違法だと言っている人がいる。橋下徹である。申請を受理して却下することは法制度としてできないことになっているらしい。明らかに問題があることを察知し、相手を説得して申請を食い止めたのだから批判される筋合いは全くない。原則論だけを振りかざしている。
国葬の費用が発表になったので掲載しておく。血税約37億。会場の設営に1億3600万円菊の花だけで2千万。武道館の会場費1200万円。献花に700万円。警備に35億。世界から要人が来る。絶対これだけではオサマラン・ビンライディンである。これが全く国会審議を経ず予備費から支出される。このコロナ禍第7波の真っ最中、サケの切り身一切れ220円の物価高のおり、もっと有効な使い方があるのではないか。これを入力中の8月9日市民団体が「国葬」の差し止めを請求し初提訴したとの一報が入った。国葬令は日本国憲法の施行と共に廃止されている。法的根拠のないものは閣議決定はできない。昭和天皇の葬儀「大喪の礼」は皇室典範に基づくもので国葬ではない。政府は内閣府設置法を根拠に内閣法制局と調整済みという。このフレーズ聞いたことが有る。戦争法案の時と同じである。同じフレーズが許されるのはカウント・ベイシーの「April in Paris」でのベイシーの掛け声「one more time」だけである。

本日の駄洒落
壺穴(こけつ)に入らずんば票を得ず
カルトを取るか(回文書)