jazz roots

先日臼庭潤のお母さまから電話があった。七周忌の法要を無事終えた報告とそれに間に合わせようと準備していた臼庭のオリジナル曲の譜面集が出来上がったので郵送してくれるという内容であった。今年も臼庭と関係のあったミュージシャンを呼んでメモリアルライブをやった。そのこともお母さまがご存知のようで「まだ、潤のことを覚えていてくださって有難うございます」とこちらが恐縮するくらいなお礼を言われた。譜面集は「潤を可愛がってくださった方々にお渡しください」という事であった。「可愛がってくださった」と言う言葉にお母さまの思いがこもっているのを感じ電話をしながらこみあげてくるものがあった。数日後譜面集が届いた。jazz rootsのCD二枚付きの豪華なものであった。「表紙は暖かい色なのでlazyの壁と同じ色にしました」とお母さまがおっしゃっていた。曲によっては臼庭の直筆の譜面もある。臼庭の譜面は音と一緒で堂々としていておたまじゃくしも温かみがある。オリジナルではないが臼庭が書いてくれた「hard times」と「sun flower」の譜面は今でも宝物だ。
来年もこの譜面を生かした臼庭のメモリアルライブが又できればいいなあと思っている。その時はjazz 幼稚園のメンバーによる前座も一曲なら許してもらえるかもしれない。そういえば本田珠也が「来年は、俺にもやらせて」と言っていた。となるとjazz幼稚園のメンバーによる前座は無理かもしれない。珠也の前で臼庭の曲を演奏できる勇気あるメンバーはいそうにもない。それはさて置き、お母さんにもCDを録音した店を一度見てもらいたいと考えている。