我が逃走 vol2

「ヒットラー発言」の件で維新の会、馬場信幸共同代表が菅直人氏の事務所を訪ね謝罪を要求したという。菅氏は橋下徹氏と維新の会の関係を尋ねると創業者であるが現在は全く無関係と答えた。党と無関係な橋本氏の件で代表が抗議に来ること自体論外である。橋下徹氏は維新の隠れオーナー社長でありながら公式には民間人の扱いであるのでテレビ局は放送法第4条の政治的公平性を気にする事無く「客寄せパンダ」に利用し視聴率を稼いでいる。維新もマスコミへの登場回数で大衆への浸透を図っている。どっちもどっちである。時代劇で言えば「越後屋そなたは悪よのう」「お代官様こそ」ははははは・・・コマーシャル。後は水戸黄門の出番を待てばよい。だが現実には我々市民が裁かなくてはならない。ミュージシャンもコンビニ従業員も家政婦も見た、黄門である。
今日2月2日の予算委員会で維新の足立康史議員が質問に立っていた。この問題を立憲に謝罪する様政府に求めていた。筋違いも甚だしい。この議員自身のツイッターで「立民は北朝鮮の工作員そういわれても仕方ないよね」と呟いている。ついでに紹介するなら
馬場信幸維新の共同代表
「立憲民主党は日本に絶対必要ない。」
松尾翔太党員
「共産党はきちがいだから放置しているだけ」と発信している。こうなると醜いとしか言いようがない。
重ねて言うがナチスやヒトラーが行ったのは「ホロコースト」だけではない。初期段階では共産党への不当な攻撃を政治利用し、周到な宣伝(プロパガンダ)手法を駆使して大衆を扇動した。
それらの点で維新になぞらえるのは正当な論評と考える。
維新の戦略を侮ってはいけない。自民と維新が組む世の中など想像したくないがそれこそ悪代官と越後屋がタッグを組むようなものだ。