続・生殺し

10月27日9時。昨日出された札幌市全域休業要請の対象になるかどうかを確認するために朝一で電話した。新聞には専用電話番号は載っていない。取りあえず関係ありそうな所に電話した。案の定たらい回しにされて3回目で担当部署に繋がった。ところが市の方から詳細が連絡されてないので答えられないとのことだ。休業期間の始まりは28日で申請締め切りが30日である。それに土日を挟んでいるのである。28日の夕方HPに詳細発表して「やれやれ、終わった」と言って週末GO TOの残り火で温泉に行く職員はいないと思うがあまりにも唐突だ。先の三連休にGO TOキャンペーンを完遂する政府方針に遅らされたと考えている。千歳空港の発着人数とコロナ感染者数のグラフの形状は完全に相似形である。キャンペーンと無関係のはずはない。
前回の全道一斉休校要請の時もそうだ。3日でまともな準備などできはしない。翻弄されるのは末端現場の市民である。
新聞に厚別区の居酒屋の店主のコメントが載っていた。
「ススキノの時短要請が出てから客足が止まり今回の要請も保証がないまま生殺し状態が続くと思っている」
業種、地区は違っても庶民の感覚は同じである。