腹立ち日記 短編集

腹立ち日記 短編集
1 休業要請が5月15日、自粛要請が5月末までに延長された。延長されるだろうと思っていたので非常に困るが驚きはしない。専門家筋では6月初旬までと言う意見もあったが政府高官の中に切がいいから5月末が良いとの意見があった。「切が良い」・・・近所の八百屋で304円のところ切りがいいので300円でいいよ・・と言うのと訳が違う。何の根拠があっての切が良いなのだ
2 トランプ大統領が中国のコロナ攻撃は9・11のテロ、日本の真珠湾奇襲以上の卑劣な攻撃との発言をした。日本政府は韓国には食ってかかるのにアメリカには手なづけられたトイプードルのようにおとなしい。
3 パチンコは一切しないのでなくても一切不便を感じないが存在を否定するものではない。コロナ感染が初期の頃札幌ではライブハウスが叩かれていたがパチンコ店は一切話題には上らなかった。どう考えても入らないジャズバーより密集度が高い。警察の利権の温床なのでお目こぼしがあるのだろうと思っていた。ところがここの所風向きが変わってきた。休業要請に従わない店舗は店名を公表すると行政からの指導が入った。別名恫喝ともいう。なくてもいいパチンコ屋の肩を持つわけでは一種の違和感を感じる。桜を見る会問題等国会では一切不都合な固有名詞は出さないのに一応税金を払っているパチンコ店は簡単に実名公表に走る。宣伝になるから逆効果だという意見もあるがそれでは論点がずれる。あるスケープゴートを出して徹底的にたたくと言う事は奥にもっと深い問題が隠されていると言う事である。見逃してはならない。
4 マスクは届きましたでしょうか?「マスクを配る」と言ってからもう5週間、検査件数一日2万件と言ってからも4週間。こんなこともできない政府に大きな視点に立った感染症対策などできるはずがない。ホールトーンスケールが二種類しかないと言う事を知らないでjazzができるかと言う事と同じであると言いたいところであるが一流ミュージシャンで二人いた。非常事態宣言を出していないので実名は公表しない。
5 韓国は全世帯に支給する「緊急災害支援金」の財源として国防費日本円にして795億円を削減して充当している。不要不急の外出を自粛させるのであれば不要不急の支出も自粛するべきではないのか。F35スティルス戦闘機、イージス戦闘システム予算を削るだけで医療関係の予算くらいは出るはずである。思いやるべきは米国軍需産業ではなく日本国民であるはずだ。
6 感染症を理由に差別、嫌がらせが発生している。人間の品性を疑う。差別している人間が未発症の感染者の可能性だってあるのである。自分が感染を拡大しながら発症者を非難するというのは論理的にも矛盾する。医療関係者、物流を担う長距離運転手がいわれなき差別に苦しんでいる。全く大人げない。似たような問題で広報に「不要不急の外出は控えましょう。特に県外への移動は止めましょう」と言うのがある。実際に一歩跨げば他県と言うところに住んでいる人だっているはずである。何のための他県根の移動禁止なのか。まさか県別感染者数の統計上の問題などとは言わないでほしいが・・・まさか