So what

So what
D
昨年の一月初旬の事である。身近で初めてコロナの感染者Xが出た。あるライブにお客さんとして来ていた。その事実を知ったのは数日後、それも直接は関係のない人間からであった。こういう情報はすぐ伝わり、悪意はないもののなぜ発表しないと言うような言われ方もした。直後のライブは2,3回中止にし自分とミュージシャン2名はPCR検査を受けに行った。9割は連絡のつくお客さんであったのでその旨連絡した。Xはlazyの前日に言った店には自分で連絡したことを知って憤慨した。その後しばらくしてXから入院してライブを穴開けたことを詫びるメールが来た。感染したことを非難する気は毛頭ない。だが詫びるポイントが違うのでなぜ連絡をくれなかったのかを聞いた。保健所の判断でlazyにいた日は濃厚接触者に該当しないし、知らせる知らせないかは個人の権利であると言った。Xは学生である。行政はどこかで基準を作って白黒をつけるが世の中杓子定規に動くわけではないことを説明し納得してもらった。濃厚接触者の基準があるのである。当たり前の話だが。
E♭
百貨店大手伊勢丹が社員、出入りの業者にPCR検査をしないように指示を出した。検査をせざるを得なくなった場合は結果が出る2日前から会社を休むよう指示を出していた。先の濃厚接触者の定義とかかわる。濃厚接触者が出た場合はその職場は封鎖せざるを得ない。その法の目をくぐる措置と言える。だがこの問題は一企業の問題ではないと思っている。現在過去最高の感染者数である。だがPCR検査数は伸びていないのである。これは初期の頃からの政府の政策であり、感染者数を低く抑え込むための統計操作である。と言う事は感染者数の割合はもっと多いはずである。無自覚感染者が白昼堂々闊歩して感染を拡大させている。最近のクラスターが出る職域、領域が変わってきている。学校、塾、百貨店、北海道で言えばアイスホッケーの試合。「夜の街」のクラスター頻度は落ち目になっている。だからライブは安全ですと言う気はさらさらない。ただ政府のゲームセンターのモグラたたきのようなまん防延長対策には流石に辟易している。
ニュージーランドでは一度収まったが感染者がでた。一人出ただけで3日間のロックダウンである。感染経路を徹底的に調査し封じ込めるためだ。ジャシンダ首相にお願いされれば法的整備などなくとも3日間ぐらいは我慢する。臭いにおいは元から立たなきゃダメ・・・というトイレの消臭剤の手法が一番効くのである。
こういう状況なのに明後日の松島&山譲2daysは満席である。こういう日に限って道の時短調査員が来そうな悪い予感がする。言い訳は考えてある。
「お酒は出していませんね」
マイルスのように「so what」って言ってみたいものである。