インバウンド

中国の訪日団体旅行が解禁となった。lazyにも時々中国系のお客さんが来ることもあるが頻度は少ない。海外のお客さんの8割はマークが書いてくれたブログのおかげである。中心街のジャズ関係の店には外国人客が大勢来て景気が戻ったとの声も聴く。音楽を聴きに来てくれる人であれば何人であろうと関係ないだろうという意見が正論に聞こえる。狭義の意味では異論はない。だが日本の国の在り方から見ると決して喜べることではない。輸出産業が駄目だからインバウンドで稼いでね・・・日本は発展途上国になり下がったのだから・・・と言う事を意味する。国力の低下、日銀政策の誤りから恒常的な円安傾向にある。それが物価高に拍車をかけインバウンドの増加がそれを加速させる。折からの酒類の値上げ光熱費の高騰が我々の様な零細業種を直撃する。僕の様に東京からミュージシャンを呼んでライブをやる身にとってはインバウンド増加によるホテル代、航空券の高騰が致命傷になる。来年まで月1本程度の企画が決まっている。個別企画ごとファンドを募ってやるしかないのではと考えている。