厚化粧

都知事選が始まる前、小池都知事はコロナ対策をやっている感を出すためステイホーム、ソーシャルデスタンス、東京アラートだの広告代理店が考えそうなキャッチコピー連発しながらテレビに出まくっていた。その事をあるコラムニストが「小池show」であると表現した。ところがどう間違って伝わったかは良く判らないが「濃い化粧」と誤解されたらしい。小池都知事は痣が有ってそれを隠すために化粧がちょっと濃いだけなのにそれをツイッターで広めるとは何事だと知事のシンパの人から噛みつかれたそうである。
大阪のおばちゃんではないが「濃い化粧」など知らんわと言いたい。
あれほどテレビに出まくっていたのに選挙が始まるとテレビ討論も拒否し公共の場に出てこない。マスコミが特定の候補だけを報道できないことを知った上での先行逃げ切り策である。選挙戦が盛り上がらず投票率が下がれば小池都知事の圧勝であろう。野党も山本太郎都知事、宇都宮健児副都知事で戦えば十分に勝算があったはずなのに残念である。
6月29日現在東京都ではまた感染者が増加している。
次のやり取りは小池都知事のものである。
「第二波ではない」
「なぜだ」
「第一波が収束していない」
「では、なぜ緊急事態宣言を解除したのか」
「第一波は沈静化していた」
「さきほど収束していないと言ったが」
「沈静化はしたが収束はしておらず、再活性化しはじめている」
「すなわち第二波ではないのか」
この論法どこかで聞いたことがないだろうか。
そう安倍総理のご飯論法である。小池都知事が圧勝するようなことが有ればこの方が補正予算の予備費をバラまきながら一か八かの選挙に打って出るかもしれない。
良識ある都民の方々、ミュージシャンの方々も7月5日選挙に行ってください。
jazzシーンも含めての日本の将来が掛かっています。