妖怪たちの正体

オリンピック自体無限増殖ウィルスの様な物体になっている。そこには人間の着ぐるみを着た妖怪たちがへばりついている。
「五輪の夢(=私の利益)を実現するために誰も(=日本国民)がいくらかの犠牲を払わないといけない」バッハ会長の発言である。完全に日本人を舐めている。普段韓国や中国に居丈高の発言をされ時に立腹する自称愛国者のお歴々は大人しく糞まみれのドイツ人の靴を舐めている。
政権も「国民の安全安心を守ることを最優先に・・・・」とK・ベイシーのApril in Pariの定番フレーズよろしく耳にたこができるほど繰り返す。なぜ菅総理はここまで五輪に執心するのか。いくつか理由はあるのだが「森喜朗元総理の五輪利権を守らないと、党総裁の再選で細田派の支持が得られなくなる」という個人的な動機もあるという。こんな理由で国民の命が後回しにされる。
先日マラソンのテスト大会があると言うので札幌の大通公園の芝が剥がされていた。今は代々木公園で大規模な樹の剪定作業がされている。無観客試合に代わるパブリッック ビューイングの会場設営の為だ。3万5千人規模で電通の企画である。無観客の意味が全くない。居酒屋に休業要請をしたら家飲みの学生からクラスターがでたという事例に近いことになる。
政権内部からまたあほな意見が飛び出した。平井デジタル相が「パンデミック下でのオリンピック開催というモデルを日本が初めて作る」と自慢している。飢饉なのに年貢を取り立てて嬉々としている名和宏のような地頭の顔が思い浮かぶ。蛮行を誇るほどこの国の指導者の倫理観は地に落ちている。
明日5月26日11時からJTBで東京オリンピックツアーが販売される。
無観客じゃないのか。収容人数も発表になっていないはずなのに。「また二階から鼻薬」と言う事なのか
「変人よ」のヒット曲を作曲した五輪真弓が一句作った。
命より金が大事と思いたい
「きん」と読んでも「かね」と読んでも。