鬼滅の刃

菅総理は受けを狙ってこのアニメのセリフを引用して記者会見の答弁を行った。映画の興行収入も歴代一位になった。昨年の出版業界販売部数ベスト20はすべて鬼滅の刃1巻から20巻で占められる。出版業界の明暗を浮き彫りにする現象となった。コロナ禍をものともせず収益を上げる。まさしく自助の鏡である。
ここに官房機密費なる仕分けで現金が86億ある。支出に領収書はいらない。何をやっても良い会員制SMクラブのような存在である。只原資は税金である。この資金が先の総裁選の時期2週間で4800万減少している資料が国会で提示された。小池委員は「選挙に使ったのではないか」と切り込む。菅総理はいつものお題目を唱える。「お答えは差し控える」であった。
小池委員は「自助自助といいながら税金を使った公助ではないか」と詰め寄る。
考えてみると菅官房長官時代からマスコミのツッコミもより甘くなっていった。望月東京新聞記者も機密費の一部がマスコミにも配られているのでと論評している。
出川哲朗が出てきた。
「やばいよ、やばいよ」
「機密はやばいよ」