Blues ウィルスその3

国家の使命は国民の生命と財産を守ることである。そのためには優越意識など捨ててほしいと思うのであるが我が国の指導者はそうでないらしい。つまらない嫌韓意識がはびこっている。コロナの致死率の世界平均は3.4%だが、韓国では0.77%という低さに抑えられている。その要因は、早期の治療を可能とする早期発見。広範な検査で軽度および無症状の感染者が確認されるので感染件数は押し上げられるが、その一方で致死率は下がるのである。毎日感染者数がオリンピックのメダル獲得数の体で新聞に発表されている。
「よしよし、まだイタリアとイランには負けていない・・・・」
医療現場の実情が3月13日の道新に出ていた。わが町札幌市立病院の話である。今の時点でアップアップなのである。人もベッドも足りないという。なぜうまく機能し始めている韓国に学ばないのだ。韓国では1日に1万千件以上のコロナ検査が可能で、11日時点での実施件数は22万件に上る。指定クリニックは500か所を超え、患者と医療従事者との接触を最小限に抑えるドライブスルーの施設40か所も含まれる。
 韓国ではわずか6時間で結果を出す検査キットが政府の緊急認可を受け、利用されている。日本の医療現場でもこれくらいの技術はあるはずである。すぐ予算をつけてほしい。
WHOに拠出した46億はどんな目的で、いつ拠出されたのか、テドロス義務局長に何を言わせたいのだ。
札幌のライブバーで感染者のクラスターが見つかった。とうとう足元まで敵がやって来た。
だけど、おいら負けないよ。

3月11日の日常

多分無観客試合になるだろうが仕事なので店に向かう。営業を自粛していたアスレチックジムの電気がついている。いつもならブロイラーのように押し込められた人間がルームランナーのテンポに合わせて走っている。あるいは走らされている。今日は誰もいないようだ。トレーニングルームの照明が虚しく輝いている。向いの組事務所から男が二人出てくる。見かける顔だ。煙草に火を着ける。いつから事務所内は禁煙になったのかは知らないがよく見かける光景になった。ロックミュージシャンがジョギングを始めヤクザが禁煙を始める。
「コロナの玉取ってこいや」と念じつつ足早に通り過ぎた。ほのかにロングピースの香りがした。
行先のない汚染土が野積されている。受け入れ先の決まっていない難民のようでもある。経済成長の落し子。誰も嫡男とは認めない。かつては豊かな野菜を提供していた場所である。すぐ近くの道路の補修工事が進められている。聖火が通るコースらしい。リポーターは防護服を着ている。
福島を日本再生のシンボルに・・・・・
今年度の復興予算は最終年度であり微々たる額である。静かに梯子を外す。
原発の近くにはパンパンになった汚染水が積まれている。まだ処理方法が決まらない。遠くには海が見える。ここに流してしまえ・・・・。数値はどうとでもなる。
店の近くの八百屋に行く。昔ながらの店構えで安い。時々超目玉商品がある。卵1円、バナナ1円。店の人が元気いい。誰もマスクをかけていない。高度成長期前のご近所付き合いを思い出させてくれる空間で一瞬だけ煩わしいこと腹立つことを忘れさせてくれる。

時事爺writerその4

NHKの「日曜討論」に野党議員が出なくなった。政府の意向に沿う形で事実の歪曲、恣意的編集戦時中の大本営発表と同じである。そして民法の批判的な放送をした番組には内閣広報室のツイッターでやり込めようとする。独裁体制に入りつつある。
緊急事態宣言のための改正には熱心であるが検査体制は遅々として進んでいない。重要な一、二週間はもう過ぎた。今後の具体的な説明は全くない。思いつきの全国一斉休校要請、思い付きの中韓の渡航禁止、イタリアは検討中。根拠が判らないし全くイタリア尽くせりで
はない。マスクの転売禁止、そんな些末なことはいいからマスクが有効であるなら予備費ではなく補正予算を組んで生産ラインを拡充してほしい。店の立場で言うと消毒用アルコールも全く手に入らない。こちとら肩身の狭いライブハウス、できる限りの対策は打っておきたい。
この場に及んで野党の動きがおかしい。私的制限の前提となる緊急事態宣言には最低でも国会の事前承認が必要と思うが立憲民主党の枝野代表は「政府与党から提起されている改正に『緊急事態』において政府のできること(権限)を変えるという内容は含まれていません」などと発言し安倍政権に妥協的である。絶対阻止するという熱意が感じられない。熱意のないものは政治もjazzも伝わらない。外出自粛要請の出る中敢行した原大力トリオの演奏を聴かせてあげたいものだ。
枝野代表も玉木代表もなんか変・・・・なんの党利党略だ。
池田篤を見習ってほしい。変なフュージョンは絶対やらない。
両代表もスクエア聴いている場合ではない。国民を「救えや」

ながら族

中高生の頃、オールナイトニッポンを聞きながら勉強をしたという話をよく聞くがそういう器用なことはできなかった。今はテレビがない生活なのでラジオは比較的よく聞くが本を読むとき、文章を書くときはスイッチを消す。唯一ながら族をする時間帯は朝8時から12時頃である。朝目覚める・・・・まだこんな時間だ・・もう少し寝なきゃ・・・ラジオのスイッチを入れる。こんなイントロで一日が始まるのがここ数年続いている。ちょうどこの時間NHKでは「スッピン」という番組を放送している。半分寝ながら聴いている。惰眠のお供には最高の番組であった。この番組が三月で終わってしまうらしい。残念だ。何か番組が終わって寂しいと思ったことなどしばらくない。特に高橋源一郎がパーソナリティで出演する金曜日は面白かった。「源ちゃんの現代国語」のコーナーは日本語と係わると言う事の意味を考え直させてくれた。興味深い本は僕が二番煎じでここで紹介したこともある。
帯で出ているNHKのアナウンサー藤井綾子との掛け合いも相性が良い。知的だが鼻につかず大酒のみと言うところも見どころがある。容姿を検索して見ると声だけにしておけばよかったと言う事もなかった。
もう少しで終わる番組を宣伝してどうすると言う事もあるが何かが終わると言う事を思い出したので書いてみたくなった。
小学生の時「メリーポピンズ」を見に行った。映画の終わり頃時計を見ながら「終わらないでくれ」と念じたことを今でも覚えている。

Blues ウィルス その2

whenIwoke this morning, 新型インフルエンザ等特措法を改正すると聞いたぜ。Baby・・・
ブルーな気分だぜ。Yea!
安倍総理が新型コロナウィルスを現行法が対象とする「新感染症」と解釈できないと発言したことに端を発している。発言に整合性を持たせるために法改正を行う。服のサイズが合わないから手足を切る発想に近い。対策の初動の甘さへの批判をかわすためだ。どうして使えないか根拠を示すべきである。そしてこの法改正の中には「劇薬」が含まれている。最長二年の緊急事態宣言の事である。「緊急事態宣言」鈴木知事が出したあれでしょう・・・と思うかもしれない。あれはあくまでお願いである。政府が考えているのは強制力を持つものである。
「この時期に周年記念ライブだと・・・けしからん市中引き回しの上獄門に処す」と言う事だってあり得ると言う事だ。実はこの考えはこんな大問題になる前に自民党の会合で伊吹前文部大臣が「憲法改正の非常事態宣言のケーススタディにしたら良い」と発言しているのである。とうとう来たかと感じた。
こちらは立ち上げ期のプレスティジレーベルよりマイナーである。自己防衛をしているお客さんとミュージシャンに助けてもらいながら細々とやる以外ないのだが自粛によるフリーランスの休業補償の安倍総理の国会答弁を聞いて腰が抜けた。会社員は給付金と言う形で保障される。フリーランスは有利子貸し付けがあるという。この低利子の時代にここでも利ザヤを稼ごうという意図である。給付金という形で対応する事を提案する小池晃参院議員にこう答えた。「有休を取るように促す」日本語が通じない
そういえばフリージャズの構成確認をする人を思い出した。

エンザ等特措法を改正すると聞いたぜ。Baby・・・
ブルーな気分だぜ。Yea!
安倍総理が新型コロナウィルスを現行法が対象とする「新感染症」と解釈できないと発言したことに端を発している。発言に整合性を持たせるために法改正を行う。服のサイズが合わないから手足を切る発想に近い。対策の初動の甘さへの批判をかわすためだ。どうして使えないか根拠を示すべきである。そしてこの法改正の中には「劇薬」が含まれている。最長二年の緊急事態宣言の事である。「緊急事態宣言」鈴木知事が出したあれでしょう・・・と思うかもしれない。あれはあくまでお願いである。政府が考えているのは強制力を持つものである。
「この時期に周年記念ライブだと・・・けしからん市中引き回しの上獄門に処す」と言う事だってあり得ると言う事だ。実はこの考えはこんな大問題になる前に自民党の会合で伊吹前文部大臣が「憲法改正の非常事態宣言のケーススタディにしたら良い」と発言しているのである。とうとう来たかと感じた。
こちらは立ち上げ期のプレスティジレーベルよりマイナーである。自己防衛をしているお客さんとミュージシャンに助けてもらいながら細々とやる以外ないのだが自粛によるフリーランスの休業補償の安倍総理の国会答弁を聞いて腰が抜けた。会社員は給付金と言う形で保障される。フリーランスは有利子貸し付けがあるという。この低利子の時代にここでも利ザヤを稼ごうという意図である。給付金という形で対応する事を提案する小池晃参院議員にこう答えた。「有休を取るように促す」日本語が通じない
そういえばフリージャズの構成確認をする人を思い出した。

Blues ウイルスその1

コロナに翻弄されている。と言うより安倍政権の愚策に翻弄されている。鈴木知事の緊急事態宣言。それに呼応するかのように突然の安倍総理の小中高の休校宣言。菅官房長官のラインでつながっている。後手後手に回っている対策をカバーできるかと誤解したのか専門家の意見も聞かずに思いつきの休校宣言。現場は大混乱。マスク、消毒液はもとよりトイレットペーパー、ティシュもドラッグストアの店頭から消える。こちとら爆弾直撃の客商売。おまけに外出を控えたほうが良い場所の先頭打者ライブハウス、次が屋形船どう考えてもおかしな打順だ。パチンコ屋はベンチ入りもしていない。利権が絡んでいるからだ。そう考えるとなぜ学校が先かと言うのが見えてくる。一部上場企業には全社休んでくれとは言い辛いからだ。それで大英断のように見える学校の休校宣言。だがWHOの報告書でも幼児の罹患率は極めて低い。一人も感染者が出ていない県も休校させられる。それを取り繕うかのように厚生省のHPは説明している。北海道の感染経路の特徴。感染を自覚していない元気な若者が色々なところを出歩き感染源になっていると言う事だ。ひょっとするとそうなのかもしれない。であれば、それにのっとった具体的な対策をうてばいいのではないか。3月3日学生から連絡は入った。北大は19日まで学内封鎖、全部活は休止するようにとのおふれが出た。卒業ライブ時期である。学生にとっては最後の演奏である。みんなこういう時期であるがやりたいという。勿論僕もできる防御対策はしながら敢行するつもりである。HP上のクレジットを変え地下に潜行するレジスタンスのように活動するのである。

2020.2.28 ザ・グレーテスト・コードレス・トリオ

池田篤(as)米木康志(b)原大力(ds)
 待ちに待ったと言うべきである。事前の触れ込みどおり我が国コードレス・トリオの最高峰が登場するのだ。このメンバーは10年余り前に原大力名義の“You’ve Changed”(貴方は変わったのね)をリリースしており、そこからの曲を中心にこのライブは進行して行った。
1曲目は「ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン」、恐るべき穏やかさである。処どころP・デスモンドのような音色が覗いていた。パーカーのCHARLIEを逆さ読み風にしたと言われている「Ah-Leu-Cha」、アップテンポの曲を湧き出すままに池田は仕上げてみせた。3曲目のJ・ロウルズ作「ザ・ピーコックス」は暗がりに誘い込むような曲想で孔雀を彩る華やかさはないが、こうした渋い演奏から三者のバラード達人ぶりが伝わって来る。1st.を締めたのは「フォア・イン・ワン」。T・モンク特有の突起物に躓きそうな曲を平然と捌いていたのは流石。2nd.は「ジャスト・イン・タイム」、軽妙な仕上がりが嬉しい。演奏時間が実時間より短く感じる。2曲目は、樽に寝かせてウン十年の「イッツ・イージー・トゥ・リメンバー」、このコクだ。当夜のハイライトを成したのは「チェイシン・ザ・トレーン」、池田の長めな独奏から一気にインタープレイに突入して行く瞬間はスリル満点。この曲名はV・バンガードでのライブ録音でコルトレーンが動き回りながら演奏するため、録音技師のR・V・ゲルダーが収音マイクを持ってTraneをChaseしたことに由来している。池田は動き回らないが、引き出しの奥にまだ引き出しがあるその音をChaseするのは快感至極。最後は「タイム・アフター・タイム」、これぞ大人の風格というべきやや抜いた感じの演奏に心がなごむ。アンコールはミデイアム・テンポの「コンファメーション」。池田のウラ攻めが何とも心地いい。因みに日本国の宣伝文句は「オモテ無し」。
冒頭で“You’ve Changed”(貴方は変わったのね)について触れた。聴き終えてこのトリオには過去に甘んずる姿勢が微塵もないことが見て取れる。「同じことやってたら進歩ないからさぁ~」と呟いていたのは何時ぞやの米木さんだ。そういうことなのだ。ここで原を語るために少し振りかぶった物言いをする。音楽家であるかどうかに関わらず、人には基礎的ビートが備わっており、誰もがその一本道でつながるからこそ音楽は広く受け入れられることになっている。バンマス原のメリハリに浸っていると、我々の少々バラバラな基礎的ビートは歓喜に包まれ総取りされてしまう。そして取られた方の気分を益々上々にしてしまう。原とはそういうドラマーである。
ところで、今回と同じ編成でL・コニッツに“モーション”という傑作がある。これとの比較級は置いといて、このトリオは熱が加わった“エモーション”としておこう。そこで行き着いた先が最上級の『ザ・グレーテスト・コードレス・トリオ』ということになる。
<追伸>翌29日は原大力+1のLIVE。“+1”扱いされたのはピアノの本山禎朗だ。本山は端正かつ力強い堂々たる演奏を貫き、彼が単発で喝采を浴びる段階を優に超えていることを窺わせていた。演奏曲を紹介しておこう。「イン・ラヴ・イン・ベイン」、「バウンシング・ウィズ・バド」、「サム・アザー・タイム」、「ホエン・ウイル・ザ・ブルース・リーヴ」、「バプリシティー」、「You’ve Changed」!!!、「クレイジーオロジー」、This is the beginning of a「ビューティフル・フレンドシップ」、「ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー」。
(M・Flanagan)

腹立ち日記vol26

「桜を見る会」前日の夕食会をめぐって安倍晋三首相の国会答弁と会場のホテル側の説明が食い違ってしまった。首相答弁内容の一部を否定したANAインターコンチネンタルホテル東京の対応を評価する声が上がる一方、自民党からは「あそこは使うな」と言うお達しが出たようだ。ところが2月18日のNHKのニュースでは「ANAインターコンチネンタルホテル」の名前が出ない。そしてANAホテルの回答内容を報じない。おまけに安倍総理答弁の出鱈目部分を絶対に報じない。と言う事はこのニュースしか見ていない人間は問題点が判らず野党がごねているように見えるはずだ。
桜問題やコロナウイルス問題で猫の手も借りたい時なはずなのにメインニュースが「犬」であった。ザギトワ選手の秋田犬マサルのきょうだい「勝大」2歳の誕生日だそうだ。
犬は大好きだがこんなニュース必要??????
NHKは政府の「犬」になり下がった。

ハードボイルドな日々 その2

カサブランカ
この映画はハードボイルドの要素もあるが一大ラブロマンスでもあり戦意高揚の意図も盛られたてんこ盛りの内容になっている。
初めてこの映画を見たのはジャブ70ホールと言う名画座の最前列の前の床であった。観終わった時には首が元に戻らなかった。
ハンフリーボガード扮するリックはカサブランカでバーを営んでいる。時代は1930年代後半、ヨーロッパではドイツが侵攻している。その迫害から逃れてきた人々がカサブランカに集まってくるという設定になっている。実際、俳優もナチの弾圧を逃れてアメリカに亡命してきた人が大勢出演している。アメリカはまだドイツに参戦していない。カサブランカは「白い家」の意味で「ホワイトハウス」象徴でもある。このバーにイングリット・バーグマン扮するイルザがレジスタンの闘士である夫ラズロと尋ねてくる。イルザは昔の恋人である。再会した日のリックはいささか女々しい。「この世に星の数ほどバーがあるのによりによってなぜ俺の店に来るのだ」とピアニストのサムに愚痴るのである。ハードボイルドの要素は感じない。あなたならどうする。僕の答えは出ている。それは後でお話しする。
この映画の魅力に数々の名セリフがある。
リックに惚れているイボンヌがリックに「昨日はどこにいたの」と尋ねる
「そんな昔のことは覚えていない」
「今日の夜は・・・」
「そんな先のことは分からない」
ここはハードボイルドですね。女性に言い寄られて袖にできる男性は滅多にいないと思うがどうだろう。
「君の瞳に乾杯」リックがイルザに言うセリフである。一回だけであればカッコいいのであるが何回も言うので成金の親父がクラブでホステスに肥え太った財布を「どうや」と何回も見せているようでハードボイルではない。
そしてラストシーン。イルザとカサブランカを出国するのはリックなのかラズロなのか。イルザはリックと行くつもりでいる。リックはイルザにラズロと行けという。
「俺達にはパリの思い出がある」リックカッコいいですね
そしてラズロに奥さんは昨日パスポート欲しさに俺をまだ愛していると嘘まで言ったと弁明する。すべてお見通しのラズロは「一緒に戦いましょうと」手を差し出す。ラズロもカッコいい。逃亡をかぎつけたドイツ将校ストラサーが追ってくる。リックは二人を逃がすために打ち殺す。警官が来た時に今度は仏警察のルノーがリックを庇い犯人を捜せという。そして最後の名セリフ
「美しい友情の始まりだな」
It’s beginning of beautiful friendship.このセリフは外国のお客さんが来た時に時々使わせてもらっている。
この映画を見る限りハードボイルドとはやせ我慢と見つけたり。
余談
ラストシーンでもそうであるがイルザはどちらを愛しているのか自分でも戸惑っている。バーグマンは監督に「私はどちらを愛しているのですか」と聞いた。マイケル・カーチスは「まだ脚本が出来上がっていないのでわからない」と答えた。そんな状況で撮影が始まっている。無茶苦茶な話である。そんなわけでバーグマンはこの映画を晩年まで見ることがなかった。駄作に決まっていると思ったからだ。ところが見てビックりした「あら意外といいじゃない」映画は出来上がるまでわからないという。
昔の恋人が自分の店に来た時の僕の答えをまだ聞いていない・・・・・
「そんな昔の事は、覚えちゃいないぜ」
ハードボイルドだろう・・・・・

腹立ち日記vol25

国会中継を見ていると安倍政権は野党をそして国会そのものを馬鹿にしているのが視覚的にも判る。閣僚たちの不遜な態度。子供じみたヤジ。どれをとっても一国のまつりごとをする器の人には思えない。だがこの人たちは国民を分断することで政権の浮揚力を得ることを覚えてしまったのである。今の選挙制度なら、有権者の30%のコアな支持層を固めていれば、残り70%の有権者が反対する政策を断行しても、政権は維持できることがわかってしまったのである。安倍政権は意図的に縁故政治をやっている。これは「長期政権の驕り」などではない。国民を敵味方に二分するために意図的に仕組まれている。味方になればご褒美がもらえ敵になれば冷や飯を食わされる。そして次第に無力感に侵されていく。思うつぼである。だがあきらめてはいけない。日本の将来がかかっている。