2018年lazy bird 各賞発表

今年もいろいろな災害、事故に見舞われながらも何とか終われそうだ。感動或いは笑いを与えてくれた方々の栄誉を称えここに表彰するものである。
打率王、年間MVP
若井俊也
今年lazy 出演回数三十数回、数えるのも面倒くさい。連続ヒット数も7日が一回8日が一回、3日が二回くらい。数えるのも面倒くさい。決して近所に住んでいて暇だから出演回数が増えたわけではない。年に2か月はケイ赤城、本田珠也と全国を飛び回っているのだ。俊也の登場回数が増えたのには訳がある。俊也に東京の若くていきの良いミュージシャンを順番に連れてきてもらうことにしたからだ。今までスカはない。学生や社会人の指導もお願いしている。過不足ない説明は人柄と相まって好評だ。将来は米木亡き後lazy の看板ベーシストになってもらいたいと思っているが僕の寿命との競争だ。一つ問題点を指摘しておくと飯の食べ方が汚い
本塁打王
鈴木央紹
今年央紹にお願いしたのは11月の4daysだけだった。だがその4打席全部ホームランであった。王貞治以外いないのではないか。バースと落合も達成していないと思うのだが間違っていたら申し訳ない。とにかく素晴らしい技術だ。譜面も滅法強いが本当に素晴らしいのはタマの向こうにある本質を一瞬で見抜く力だと思う。先日一緒にやった田中朋子さんも同意してくれた。1つだけ問題点を指摘しておく。一日2回も成吉思汗食べるのはどうかしている。
敢闘賞
田中朋子
田中朋子は手負いの熊である。手にリュウマチを抱えながら薬飲み飲み演奏している。あまり無理はさせたくないのでお願いするのも月一回に自粛している。時々「私、演奏止めようかなとおもっているんです」などと弱気のセリフも吐くが絶対に認めないのである。昔、千のフレーズを吹くリッチー・コールより黙って立っているロリンズの方がジャズっぽいというセリフをがあった。僕も田中朋子の珠玉のオリジナル曲があればピアノの前に座っているだけでも許すのである。レギュラーグループも素晴らしいが今年は米木康志、梅津和時、鈴木央紹とのコラボも素晴らしかった。気持ちよく演奏できた時は手も痛くないというのである。来年もそういう企画をしたいと思っている。
防御率、最多三振飲み逃げ
碓井佑治
このことを最初に言ったのは僕ではない。碓井の友人Jだ。「碓井、お前のライブの平均動員数は0.7人くらいだよな。お前は守護神だ」防御率が1点を切るのは最盛期の大魔神くらいではないか。そういえばlazyでも碓井に3試合連続完封されたことがある。まさに守護神だ。だが待てよ。誰の守護神だ。そんな碓井も春には東京に行く。ちょっとだけ寂しい。その前によく歌うブルース系の碓井のギターをもっと多くの人に聞いて欲しい。そして防御率を少しだけ上げてやってほしい。碓井のギターはブルースを弾いても明るいのである。それは音楽の種類は違うもしれないがホレス・シルバーがブルースを弾いた時に感じさせるものと共通している。
一つだけ問題点を指摘しておく。ブルースギターリストのくせに部屋が整理整頓されすぎている。
十両優勝
澤井駆
セッションホストもやってもらっている北大jazz研5年目の学生だ。一年生の頃からコツコツと鍾乳洞のように実力を伸ばしてきた。プロとやってもらういわゆる学生オールスターズ企画もその主旨を理解し意味あるものにしてくれる。ライブを聴きに来てくれる頻度も一番多いし、後輩の面倒見もいい。人柄も誠実だ。僕は適当な人間なので誠実な人間が大好きなのだ。