As time goes by 日記 10月14日
大きくとらえると言う事を僕はSロリンズから学んだ。毎日身の回りでは些細ではあるが煩わしい事鬱陶しい事がその必然性を厚化粧の下に隠して起きている。日常生活で起きることは世界で起きている事とは無関係に見える。ガザではハマスが人質20人を開放するという報道が流れた。だがネタニヤフはガザを巡るエジプトでの会合には出席しないという。トランプの神通力が効かなくなっている。そのアメリカでは予算が執行されず医療行為などに深刻な影響が出てきている。命令に従わない高級官僚は容赦なく首を斬られ反抗的な州には軍隊が派遣される。最早民主国家の程をなしていないトランプ王国である。戦後80年日本はアメリカに追随してきた。僕らの世代だと復興する日本の形を肌で感じることができた。バブル全盛時自分もその個性を捨象した総体としての日本国民もその共同幻想としての日本国も勘違いしていた。日本は未だにアメリカの属国である。公明党が「下駄の雪」なら日本はカレーにの片隅にのせられている福神漬である。その福神漬もこの物価高のあおりで盛り放題ではないらしい。自民党総裁選で高市早苗が選ばれた。だが総裁が日本の総理を意味するものではない。政局は目まぐるしく動いている。それに反応し株価は最高値を付けた後乱高下している。円安は153円まで進んでいる。NHK等大手メディアは株価高水準の事は報道するが円安の事は報道しない。円安はトヨタなど一部の輸出産業には有利な材料であるが庶民には逆風である。石油の値段を上げ電気代を上げ食料品を上げビールを上げいも美の値段を上げる。これはアベノミクスの後遺症である。円安は経済体質の国際的評価である。オーバーツーリズムはこの状況を綺麗に反映している。日本には誇れる観光資源が有ることは知っている。だが日本が二流国から更に落ちていること知っておくべきことと思う。