街角情報室vol6

「地球への着陸料」という見出しが気を引いた。道新の記事である。国際宇宙ステーションで勤務する外国人男性を名乗る人物から「地球への着陸料」などの名目で440万円だまし取られた云う内容である。ちなみにロシア人らしい。交流サイトで知り合いラインで4カ月やり取りする中で「日本に着いたら結婚してほしい」「千回言っても伝わらないけど言い続ける。愛している」などのメッセージが届いたと言う事だ。宇宙から・・・である。その後地球に戻るためのロケット費用や着陸料、ツタヤモスクワ店から借りたDVDの延滞料・・・(話を少し盛ってしまった。)を指定された口座に振り込んだらしい。三菱東京UFJなのか北洋銀行なのかは出ていなかった。だが日本の金融機関だった筈である。ロシアの金融機関ではなかったのはウクライナ問題での経済制裁の一環であったと判断したのかもしれない。ここまで読むとこの女性・・救いようのない馬鹿じゃないのと思う筈だ。だが65歳と聞くと胸が痛い・・・・。そして心の片隅に悪意が芽生えるのである。店の経営に行き詰まったらこの手がある・・・
付記
結婚詐欺で思い出した話がある。Yから聞いた。あるjazzフェスティバルに警官が来た。「結婚詐欺の被害届がでている・・事情を聴きたい。S.Iはいるか」Yは同業者でもあるのでS.Iを庇ったらしい。

Wひろゆき

Wひろゆき
昔Wけんじという漫才コンビがいた。こちらは笑えるがWひろゆきの方は笑えない。
ひろゆきの辺野古基地移設反対運動で実際現地に行った時、座り込みをしている人間が居なかった。そのことを逆手にとって反対運動を揶揄したことでネット上で炎上している。主張の内容や目的ではなく「口調」などに論点をすり替える。今回は「座り込み」の辞書的意味に固執した。尻から根っこが生えるほどずっと座り続けていないと「座り込み」とは言わないのか・・議論するのも馬鹿馬鹿しい。物事を斜に構えて見る冷笑者が良く使う詐術である。どの分野にもこの種の人間はいる。音楽を語る人間の中にもいる。
このひろゆきなる人物・・2chの元管理者でそこは言葉の汚物に塗れた世界で開けただけで腐臭がする世界である。知識のない人間、頭の良くない人間に支持されている。「座り込み日数・・・0で良くない」に26万のいいね!がついたという。相手の言葉尻をとらえ矛盾を突きさえすれば一発逆転の幻想が現実化する。コツコツ努力するやつご苦労さん・・・と言う事である。1997年から続く反対運動を完全に馬鹿にしている。そしてこのひろゆきの行動をnet放送のABEMAが支援している。ABEMAは公共放送ではないので取材の中立性は求められてはいない。嫌がらせだけが目的である。炎上すればそれだけで話題性に事欠かないという考えの持ち主である。問題の本質など興味はないし人の苦痛や不安にも寄り添うつもりも毛頭ない。この人物先の選挙で立憲民主党の討論相手に選ばれていた。若者に人気があるのかもしれないが立民終わったと思った。
統一教会問題追っかけていたジャーナリスト有田芳生氏は刊行目前だったひろゆきとの対談本の出版を断った。
ひろゆきに質問してもらいたい人物がいる。
「博之さん、いつまで衆議院議長の席に座り込むんですか?」
「座り込みの意味知っています」
付記
臨時国会が始まった。泉立民代表が代表質問で岸田総理ではなく細田衆議院議長に統一教会問題の質問をした。あるメッセージが込められている。岸田さんあなたは大目に見てあげますよ。維新ではなく立民と組みましょうよ・・・自民党にすり寄っている。立民終わった!

Jアラートの意味

10月4日の早朝、けたたましい目覚ましの音で飛び起きた。半分寝ぼけながら今日は早起きしなければならない用事が有ったろうか・・・と考えていた。多分アラームを間違って設定してしまったのだと思った。スマホに変えて約一年Jアラートなる機能が設定されていることを初めて知った。北朝鮮のミサイルが日本の上空を通過し排他的経済水域に落下したと言う事であった。翌朝の新聞はこの記事が大きく報道されていた。そして抱き合わせ販売的に防衛力の拡充の議論を加速させる必要性が与党内で説かれている。このミサイル成層圏の上を飛んで行ったものである。こんなものの落下物を心配するならこの近くの丘珠空港から飛び立つ飛行機、今はオスプレイも来ている・・・の落下の方が確率的には高い。生活感覚で言うと自宅付近は円山に帰るカラスの通り道になっている為糞の落下の方が現実的である。防衛予算がGDPの2%まで引き上げるべきとの議論がある。たとえばこのミサイルの飛んだ位置情報でさえ正確には補足されていない。ミサイル防衛システムは真剣白刃取りの様に神業に近いという。ほとんど宝の持ち腐れに近い防衛装備を安倍総理の時代にトランプの言われるままに購入することを約束してしまった。それが防衛費増額の理由である。防衛費がすべて無駄だとは思わない。自衛隊員の成り手が不足し末端の銃弾すら不足する中で敵基地攻撃を前提とした装備を購入することは専守防衛を謳う憲法に違反していると今でも思う。そして日本海側にずらっと並んでいる原発発電所が攻撃される可能性について考慮すらされていない防衛構想はほとんど無意味である。北朝鮮のミサイルは日本を攻撃することなど考えてはいない。アメリカに私の事をもっと評価してという三流ミュージシャンの馬鹿テク誇示に過ぎない。外交努力での安全保障の道を探るべきと考える。

jazz研定期戦

jazz研定期戦
先週の土日北大と小樽商大のjazz研一年生の定期戦を開催した。コロナ禍で3年ぶりの開催になる。10年くらい前からの行事になる。当時の北大の部長と話していた時の事だ。6月の学祭が終わると新入部員が大量に辞めると聞いた。一部の部員は学祭でやりきった感を持ち、一部の部員は次の目標がないので続かないと聞いた。次の行事は12月の定期演奏会で半年先になる。夏の合宿が終わる9月終わりに一年生だけの発表会をやったらと提案してみた。それが何とか継続している形だ。今回の出場バンドは5バンド。商大は一年生部員1名の為2年生がバックアップする方法で1バンドだけだったが先輩の温かいまなざしが感じられた。学祭はお祭りである。ライブハウスで演奏するのとは空気感が違う。一年生は緊張しているのが手に取るようにわかった。演奏中は先輩たちと気難しそうなjazz barの親父が腕組して聴いているのである。心中お察し申し上げます・・・と言ってあげたい。こういう時、僕はノーコメントにしている。まず演奏することを楽しんでほしい。そしてまたライブがやりたくなったら戻ってきてほしいと思っている。願わくば良いリスナーに育ってほしいというのが最終目標だ。昼のライブの為打ち上げはないが店の前で先輩たちから色々なアドバイスを受けているようであった。何曲かはハリケーンに襲われた木造住宅の様に崩壊しかかっていたが生き別れにならない様手をつなぎ合って持ちこたえていたのが微笑ましかった。演奏が終わると犯人探しが始まった。反省はしなければならないが粛清は辞めたほうが良い。この2日間僕は感謝されまくった。「こういう貴重な機会を頂きありがとうございます」とバンドが変わるたびに言われるのである。誰か先輩の入知恵であろうが何度も続くと居心地が悪い。MCは緊張するのであらかじめ考えているようであるが官僚が書いた作文を読み上げる大臣の国会答弁の様にはならなかったので良かったと思っている。学生たちからエネルギーを貰った2日間であった。

Jazz紳士交遊録vol27 若井俊也

俊也の持つ記録で多分破られることのないものにlazy年間最多演奏回数がある。一年に54回だったと思う。勿論嫌いなミュージシャンを呼ぶ訳はない。イントロのセッションホストを長くやっているので若いミュージシャンを良く知っている。俊也に託して若いミュージシャンを紹介してもらおうと考えた時期があったのだ。西村匠平、山田玲、田中奈緒子、北島佳乃子は俊也の紹介である。その流れが今でもつながっている。レギュラーグループをメインに前後で札幌のミュージシャン、学生、社会人とのセッションもやってもらう。すると簡単に1週間くらいになってしまう。明日から1週間やってもらうが今年初めての来札だ。俊也も忙しい。時々声をかけているのだがスケジュールが合わなかった。東京から来る仲間が「俊也が今年まだ行っていないですけど」という直訴の伝言を携えてやってくる。明日から1週間たっぷり可愛がってやろうと思う。俊也のベースは音がでかい。だが伸びる音なのでよく聞き取れる。珠也に言わせれば「無駄に音がでかい」と評していた時期があった。米木も音がでかい。二人の違いは例えばこちらは鳩バスで都内観光をしたいと思っている。米木号に乗ると希望していないのに宇宙まで連れて行かれることがある。俊也号は隠れた観光名所を巡りつつ最高の都内観光を提供してくれる。希望すれば防衛相経由で国葬会場にも連れて行ってくれるはずだ。俊也は楽器の習熟度が異常に速い。初めてベースを触ってから3か月後にはプロとして活動している。その天才性を感じた時があった。音楽を聴いている時ではない。将棋をしたことが有った。5.6手指すと大体棋力が分かる。俊也は全く序盤の定跡を知らないのであった。僕は「羽生の頭脳」という定跡本を完璧に頭に叩き込んでいるのである。普通負けるはずがない。
ところが本には書いていない終盤になってから俊也は力を出すのである。その将棋1局の中で学習し進化するオミクロン株の様であった。その時相当に頭の回転が速いと感じた。兄貴若井優也の影響あって音楽理論も精通しているのかと思ったらそちらもド素人であった。耳だけを頼りに音楽性を伸ばしていった。俊也は出るところに出ると武闘派らしいがここではいたって優しい。学生にも親切だ。全国を回るとここで知り合った学生が顔を出してくれるという。俊也の人柄である。そうやって若いフアンを増やしてほしいと思っている。今回のメインは田中奈緒子とLUNAのセットである。大輪の花二輪、・・・咲かすも枯らすもお客様次第。

ベスト盤

ベスト盤
例えばエリントンの極東組曲である。その人間のエッセンスがすべてぶち込まれているような曲がある。そういう意味で国葬は安倍政治の集大成であった。
物事を敵味方でとらえ異論を排除し敵は徹底的に無視をする。政策に異議を唱える官僚は左遷する。閣議決定に法的根拠を与えてくれない内閣法制局長は首をすげ返る。身内と仲間を優遇した結果がモリ・カケ・サクラ問題である。森友問題では「私と妻が関わっていたとしたら議員を辞める」と発言した。その整合性を取るため公文書が改ざんされた。そして公務員としての良心を持っていた赤城さんが自殺した。裁判は認諾と言う金は払うが真相は藪の中と言う形で終結した。汚職まみれの五輪。国葬当日、組織委員会元理事高橋治之容疑者が三度目の逮捕をされた。安倍元総理が「私が絶対に捕まらないようにしてあげます」と確約した人物である。検事総長を自分の粉をかけた黒川氏に無理くり捻じ曲げたことに対する東京地検の怒りかもしれない。だとするとわずかだが明かりも見える。国葬会場ではアベノマスクは禁止だという。布マスクは効果がないからだ。これだって500億掛かっているのだ。遺骨を乗せた車は国会ではなく防衛相に立ち寄った。立法府を徹底的に蔑ろにした人にふさわしいルート66である。まだ色々あるだろう。その政治姿勢が国葬を強行するにあたってすべてに入っている。ビートルズも活動期間は10年である。そのベスト盤の様な国葬であった。

国葬を考える会

国葬を考える会というシンポジウムが二日前東大で開催された。You tubeで見ることができる。呼びかけ人は哲学者國分功一朗氏、法学、政治学など各分野のエキスパートの学者が集まってのシンポジウムで敢て「国葬を考える会」であって「反対する会」ではない所に知見を感じる。深い議論が展開されていた。
国葬問題点は閣議決定の法的整合性、安倍元総理の政治的成果の評価、費用の問題などツッコミどころ満載であるが、それは通常ジャーナリズムに任せこの会での片山杜秀慶應大教授の指摘を紹介しておく。

「天皇なき愛国の時代に入り、民衆が愛国一枚岩の大運動としてのファシズム運動による新政権が誕生する基礎が整いつつある。その一里塚としての国葬だろう」
怖い指摘である。ある時の日本を思い起こさせる。この10年で日本を二流国に貶めた人物が強いリーダというイメージだけで一部の国民にあがめられている。その国民性はどう培われたのか・・・。諦めと無知の総体である。ここ10年の愚策を忘れない為、最後まで言い続けなくてはならない。政治は生活に直結している。
新聞を読んでいれば気が付くことをいくつか指摘しておきたい。国葬を弔問外交の場にするという開催理由・・・。G7の首脳は誰も来ない。最後の一人であったカナダのトルドー大統領も国内の災害対策を優先するとの理由で欠席を決めた。同じ時期日本でも大雨で静岡県では5万世帯断水中である。NHKではこの事実を一切報道しない。フランス代表で来るのはサルコジ元大統領でこの方は汚職で前科者である。これくらいの人物が相応だろうよ・・・というフランス流のシニカルなエスプリである。IOCのバッハ会長は来る。そりゃ・・・コロナ禍にもかかわらずオリンピックを開催して一儲けさせてもらったのだから・・・と言う事だろう。
各界の著名人にも招待状が送られているが出席率が悪いので数合わせの為日付を手書きで直した招待状がばらまかれている。僕の所には届かなかった。川原乞食界ではそこそこの業績を残しているはずだがそこまでは困っていないらしい。そういえば自民党員だったことが有る。町村信孝氏の初陣の時だった。会社の商売絡みの案件で党費は要らないから名前を貸せと言われて身を売った。

権威と権力

エリザベス女王と安倍元総理の国葬が重なってしまった。そこに国の統治の在り方の変質が見て取れる。法的な解釈、故人の生前の政策的実績も問題だらけであるが取りあえず置く。イギリスは長い歴史の中で学習し王室を権威と位置づけ権力は議院内閣制の長に委ねた。日本も遅ればせながら第二次大戦後天皇は象徴とし権威付け権力は議院内閣制の長である総理に委譲した。権威と権力を持つ天皇が軍部に利用され戦争に邁進した歴史を反省したうえでの選択である。ここでは押し付けられた憲法議論も置いておく。安倍政権からここ三代の政権は峻別されていた権威と権力を行政の長に引き寄せようとしている。戦前の大日本帝国の姿だ。今の日本は国葬で賛成・反対に二分されている。この分断が実は自民党にそんなに不利に働いていないことに驚く。自民党の支持率は勿論落ちている。ところが野党の支持率も落ちているのである。増えているのは支持政党なしなのだ。政治不信による無党派層が増えていると言う事である。こうなると強いのは組織化されている自民党だ。やけっぱち解散がない限り三年間国政選挙はない。国民のパンチをクリンチでしのぎ切れば自民党は明日のジョーの如く甦るかもしれない。安倍元総理は街頭演説で「こんな人たちには負けるわけにはいかない」と言った。我々はこんな人たちに負けるわけにはいかないと言った人に負けるわけにはいかない。三年目の浮気・・♪は大目に見るが三年後の選挙は大目に見る訳にはいかない。
エリザベル女王に哀悼の意を告げる国民の列にベッカムがいた。9時間並んでいると聞いた。イギリスも色々な問題を抱えている。議会では労働党と保守党がののしり合う姿をよく見る。しかしこの様な国葬では妙な駆け引きはない。
何度も言うが日本の国葬は葬儀ではない。安倍家の葬儀は終わっている。国葬には参列しない野党議員も線香をあげに行ったと聞く。だいたい葬儀に出欠を取るはがきを出すなど今まで聞いたことがない。結婚式か・・とタカ&トシ風に突っ込みたくなる。
国葬がある人物の権威付けに使われようとしている。「理屈じゃねえんだよ」と言うお歴々にはアルバート・アイラーか・・・・と突っ込んであげて欲しい。

札幌五輪の行方

東京五輪の泥沼化した贈収賄事件を受けてJOCと札幌市が「宣誓文」を発表した。三つの検討事項をあげて運営方法をしっかりと議論するとある。中身はほとんどない。浮気がバレた旦那が取りあえず「もうしません」と言っているに過ぎない。このまま立ち消えになってほしと考えているが秋元市長の二枚腰には驚く。バッハ会長に会いに行ったが会えなかった。ある時期まで札幌が他の候補地より優位に立っていた。ボッタクリ男爵の真意はわからないが候補地選定期間を先送りした。他の候補地に根回しをしているという説もあるが焦った日本が多額の上納金をもって懇願に来るはずだと高を括っているのかもしれない。IOCは東京五輪汚職と札幌五輪は別物と火消しに懸命であるが東京五輪と札幌五輪の違いは「統一教会」と「家庭連合」の違い程度である。「Oleo」と「I got rhythm」の違い程はない。電通を斬るぐらい言えば評価するのにやる人間が同じならば結果も大体同じであると考えるのが普通である。大体札幌でやる意義は何なのだ。「地球と未来に優しい大会で新たなレガシーを・・・」大会ビジョンであるが・・・なんのこっちゃと言いたい。
東京五輪と札幌五輪で国民の生活は「蹂躙」されるだけである

11days 総括

ビートルズの曲に8days a weekと言う曲がある。それよりも多い「一週間に十日こい」という五月みどりの歌もあるが今回はそれよりも多い11daysであった。
東京の若手三嶋トリオともう大御所と呼ばれてもおかしくない松島、央紹との2daysを軸に晩夏の11日公演が終わった。僕は夏の甲子園を戦い抜いた高校球児の様に店で立ち尽くした。
砂はないのでごみを持ち帰った。あまり金銭的なことを言うべきではないと思うが東京から5人呼ぶとどう転んでも黒字になることはない。赤字を出来るだけ抑えることに店の存続が掛かっている。今回もライブCDRを購入いただくことで多くの方に支えてもらった。本当にありがとうございました。音源は公式記録員である牛さんが一枚ずつ煎餅を焼く様に制作中の筈である。しばらくお待ちいただきたい。9月3日のクインテットはlazyライブ史上最高の部類に位置付けられる演奏であった。何人かのお客さんから企画してくれてありがとうございますと言われた。フロントの二人も凄かったがバックのトリオが最終日と言う事もあって気合が漲っていた。演奏が終わって三嶋が「二人とやらせてもらってトリオの問題点が判ってきました」と言った。そのセリフが聞けただけで今回やって良かったと思うのである。ボーカルのナミさんも客席を埋めてくれた。ナミさんも三嶋トリオで東京でやれる関係性もできた。最終日の学生も頑張ってくれた。央紹から暖かい励ましの言葉もかけてもらっていたようだ。コロナは第7波であるが10月本山禎朗、池田篤をメインに7daysの第8波がやってくる。僕はもう物はあまりほしくはない。やって良かったという記憶をミルフィーユの重ねその一部をお客さんと共有したいと考えている。