熟年離婚の原因

長年寄り添ってきた夫婦が突然別れることが有る。周りで具体的な原因を詮索する。旦那が若い子と浮気した、合法薬物に手を出した。或いは流行りもしないjazz barをやると言い出す。それまで数多くの戦禍を潜り抜けてきたはずである。そこにはヤクザ映画に見られる仁義を守ってきた経緯があり大体の事は許される。
公明党が26年の連立を解消するという。表立った最後の理由は裏金、政治資金の問題である。選挙協力をしている公明党の実働部隊から自民党の裏金議員をかばって謝って歩かねばならないのかという不平が出ていたのは事実である。ミスター裏金議員的存在である荻生田光一が幹事長代理に指名された。党内人事と言う事で公明党には相談なしである。時間を昨年の衆議院審議の最終日に巻き戻す。その日勇退する公明党委員長山口那津男の演説の機会を奪った。その後に委員長に就任した石井啓一は落選し委員長を辞任した。高市早苗総裁は就任後最初に挨拶に行ったのは公明党現委員長斎藤鉄夫ではなく玉木雄一郎であった。高市は公明党は当然ついてくるものという前提で連立候補を国民民主に絞った。ここで温厚な斎藤鉄夫がぶちぎれた。礼儀知らずにも程が有る・・・と言う事である。政治が政策の良しあしでスパッと決まればどんなに良いかと思うのであるが世の中そんなに甘くない。上手いミュージシャンが売れるわけではない。政治家でもミュージシャンでも義理をかく人間は限りなく多い。