「まだ鳴る鐘を鳴らせ」曲レナード・コーエン

時短で暇なので警鐘を鳴らし続ける。政権中枢の人間によって日本語が破壊されてきた。コミュニケイトしようと言う意思が感じられない。Lazy でも頻繁にあるが酔っ払い同士の「俺の話を聞け」モードよりたちが悪い。そこに五輪によって汚染された言葉がまん延しだした。だがまん延防止等特別措置法には抵触しないらしい。感動、絆、レガシー、人類、証、おもてなし、ひとつになる、団結、・・・・・これらの言葉が出てきたら要注意である。儲け話には注意しろ・・・・。綺麗なバラには棘がある。
次は英文和訳の問題である。“I agree that I participate in the Games at my own risk and own responsibility, including any impact on my participation to and/or performance in the Games, serious bodily injury or even death,
共通一次試験ではないので意訳するが死んでもIOCを訴えることはしません。自己責任で参加しますという誓約書である。
選手の中には勝つためにやってくる人間が少なからずいる。競泳男子の米代表のマイケル・アンドリューもその一人だ。ワクチンは打っていないしこれからも打つつもりはないという。理由は接種すると数日は休まなくてはならないからだ。十分理解できる。僕も3日前に接種したが左肩がまだ重い。オリンピック選手でなくてよかったと思う。この体調では万世一系の日本国民として一つになり、菅総理から頂いた安全安心の証としての人類の絆を証明する機会を無駄にしてしまう。ご先祖様に申し訳ない。
マイケル・アンドリューには「ワクチンを接種するという圧力には屈せず、周囲とは同調しないで」と言う励ましと「まるで、英雄扱い、ワクチン接種は同調圧力に屈することではない」と言う非難が飛び交っている。マイケル・アンドリューの自由は尊重されるべきものと思う。だがその自由意志の総体が日本国民の生命を危うくする可能性について組織委会も政府も言及しない。それが不信感を呼ぶ。
バッハ会長によれば85%はワクチン接種済みということである。と言う事は15%の未接種である人間が日本国内を歩き回ると言う事でもある。組織委員会と政府はその行動を管理できると言い放っているが完璧に眉唾物である。五輪関係者と一般人は接触しないようにすると言っているが土台無理な話である。選手村からの外出は禁止であったはずだがコンビニへの外出は15分以内なら許可されている。選手村近くのオープンカフェには関係者と思われる外国人がノーマスクで飲食をしながら歓談している。関係者の宿泊施設になっている日本ホテルでは関係者と一般客のエレベーターは分けられているが着いた先の通路は共通であったりする。在住の外国人の人が普通の生活行動をしていても五輪関係者が歩き回っていると白い目で見られると言うツイッター記事をよく目にする。
警鐘は鳴らし続けなければならない。
「あの鐘を鳴らすのはあな~た♫」あれ、レナード・コーエンの曲ではないなあ・・・