独立系メディア万博レポートを何本か見た。初日はあいにくの雨模様で風も強い。入場者数は11万9千人と報告されている。地下鉄は駅によっては乗ることができないくらい混んでいる。夢洲駅は改札のところで人溜まり出来ている。だがこれは単なる予兆でしかない。万博会場への入場は時間指定が有る。12時入場のチケットを買ったジャーナリストは11時半から並び入場できたのは1時半であった。並ばない万博は前売りチケットの売れ行きが悪いため当日券を発行した事により根底から崩れた。傘をさしていてもずぶぬれになり体が冷え切ったそうである。子供が親にもう帰ろうと駄々をこねている。手荷物検査も長蛇の列ができたため相当簡素化されたようだ。万博の目玉は大屋根リングである。万博協会はここに上るだけでも価値が有ると喧伝している。悪天候の為入場者数の割には大屋根に上っている人は少ない。ここは地上でも吹き曝しで風が強く屋根の上では傘がさせないくらいの強風で拷問に近い。テストランの際会場内でメタンガスが検知された。そこの場所の取材が有った。フェンスで囲われ立ち入り禁止にはなっているが何の説明もない。マンホールが持ち上げられておりどうやらガス抜きが行われているらしい。人があまりいかない場所かと思いきやゲートから100メートル位のところで近くではキッチンカーが営業している。会場内は火気厳禁の筈であるが・・・・。この地域は夢洲の中でももっとも危険な場所で本来は使用しない予定の地域であった。雨宿りする場所が少なく人気パビリオンは入場制限が掛かっている。アメリカ館は1時間待ち、あの3800円蕎麦も2時間待ちであった。3時を過ぎると本日終了との告知をするパビリオンが有る。帰りの客が集中するのを防ぐためであるらしい。早く帰れ・・・と言う事である。帰りも出口で長蛇の列ができている。夢洲駅で入場制限をしているらしく出るのにも1時間かかったという。入場に時間がかかり各パビリオンの予約時間に間に合わないケースが多発した。この予約し直しが頻発し通信障害も発生した。万博に批判的な記事を書くジャーナリストは取材拒否等の不当な扱いを受けている。そしてネット上では折角始まった万博を楽しもうという機運が醸成されつある。この世の中の風潮・・・何かに似ている。「始まってしまった戦争だが勝ち抜くまで頑張ろう」
NHKと林官房長官は大した混乱もなく開催できたとのコメントを出した。大本営発表である。2025/05/14