亡国のマイナンバーカード

マイナンバーカードが迷走しているのは周知の事実である。入力ミスやらシステム設計のミスやら一度立ち止まって頭を冷やすべきと思うのだが岸田総理にはその考えはないようだ。インパール作戦を彷彿とさせる。余りの不都合の件数の多さに岸田総理も再点検を命じたが期限を3週間ほど前倒しし8月末までとした。これが現場の実情を知らぬ身勝手な指示なのである。実施に作業時間を試算している番組を見た。区民90万の江東区だったか・・・取得率60%、カード枚数54万枚。見直し時間1件10分、違う人間が見直すことも必要その時間10分。全部のカードを見直す時間xxxx時間。興味のある人は計算してください。これを期限内に終わらせようとした場合、何人の区職員が掛かりきりにならないかが出てくる。はっきり言って不可能なのである。何故不可能な作業を指示したのか・・・。「ちゃんとやったと言う事にしてくれ・・」という形作りの意味である。立民がマイナンバーカードと保険証を併用する法案を秋の臨時国会に提出する準備をしている。秋の臨時国会はこの法案の審議で始まるかもしれない。岸田総理は解散の時期を伺っている。その際岸田総理は再検討の作業は今進行中であるとし、立民の提案に同調する形で選挙期間中新しいカードの発行をやめ紙の保険証併用を認め選挙期間中トラブルが出ないようにすると思われる。そのための見直し期間前倒しとみられる。この時多分河野大臣は首を斬られる。