参政党代表神谷宗幣の第一声は銀座三越前、さやの応援であった。応援に三橋貴明、田母神俊雄閣下もいる様だ。党首討論でも使っていたキャッチコピー「日本人ファースト」と組織、支持団体も無くNETで立ち上げた政党であることを強調する。この4人右翼団体桜チャンネルの落ちこぼれである。その元ネタは伊藤哲夫、日本会議、神道政治連盟の幹部である。是非は置いとくとして思想的根拠に重きを置くネット右翼からは参政党に行ったらお終いというセリフを聞く。党綱領にある天皇を中心にまとまるという考えは選挙演説では伏せられている。消費税撤廃など途中から演説を聞くと令和と見紛う政策を前面に出している。「日本人ファースト」という考えは必ず差別、外国人排斥運動に繋がる。少子化による人口減少、それによる労働力不足は外国人労働者との共生なくしては存在しえない。参政党はもともと反原発、反ワクチン、オーガニック志向でスピリチュアル世界に片足突っ込んでいる。女性支援者が多いのは先の政策の効用と考えられる。だがオーガニック志向さえ地元の里山で取れた物を・・・と言った至極一般的に思われる発想の裏に外国産種の排除といった裏コードが隠されている。小麦を消費させようというのは謀略である・・という主張はある意味で正鵠を得ている。戦後のアメリカの統治政策の一環であるからだ。僕は米至上の愛主義なので殆どパンは食べない。「メロンパンを食べると死ぬ」などとほざく政党を信用する気は全くないがある種の熱意を持って迎えられている事には注意を払わなければならない。
付記
そういえば「ウォーターメロンパン」という名の商品を販売しているパン屋さんが札幌に有ったことを思い出した。