高度成長期の頃「天皇陛下ネタの駄洒落」と言うのを聞いた。明治天皇は「目弄ってんの・・」
ウクライナ問題の隠れ蓑を借りて日本の極右勢力の中で不穏な動きがある。「文化の日」を「明治の日」と呼称変更しようとしているのである。自民安倍派と維新を中心に日本会議の主力議員が根回している。祭日で休めるのなら名称などどうでもいいではないか・・・・という意見が聞こえてくるが大阪城の外堀を埋める戦術と同じである。あの輝かしかった大日本帝国に戻ろうよ・・・と肩を叩かれていると思ったほうが良い。この事はニュースにも流れないし新聞にも取り上げられていない。本丸は憲法への緊急事態条項の導入である。この緊急事態条項はコロナ禍の緊急事態宣言と混同しやすいが全くの別物。ジョージ・ベンソンとベン・ジョンソンあるいは刷毛と禿くらい違う。緊急事態条項は総理が「緊急事態です」と言えば緊急事態になる。国会は休会になり閣議決定でどんどん法律を作ることができる。それに反対するものは危険人物として弾圧される。そう今のロシアのイメージに近いのだ。スターリン時代のソ連と大日本帝国が重なる。史実以上に美化された帝国。政治的に歪曲されたロシア正教はロシア版国家神道でウクライナのロシア系住民を守ることはロシア版八紘一宇と言ったほうが分かりやすい。
今フランスでは大統領選挙でマクロンとルペンの決選投票になっているが日本のメディアはルペンを極右と半分揶揄して呼んでいるが中身は中道レベルである。ところが安倍晋三も高市早苗も極右と呼ばれることは全くない。