日大アメフト部の行方

2018年の反則タックルから部員の大麻所持事件に至る過程で日大アメフト部の存続が危ぶまれている。そして日大上層部のガバナンスの在り方に疑問符が付きだしている。部員父兄から部員の大麻使用の可能性ありとの連絡が当局に入った。沢田康広副学長が部室でそれらしき断片を発見したが警察には通報しなかった。この事実について酒井健夫学長と林真理子理事長は知っている。関係者からは発見者が沢田副学長で良かったとの声が上がった。もみ消してくれるだろうという期待からである。林真理子理事長は日大OGの作家である。教育に関わった経験はない。どういった改革案が有って理事長を拝命したか興味が有る。12月4日この件に関しての記者会見が有った。3時間ほどの長丁場であったが全編視聴した。酒井学長、沢田副学長の解任そして林理事長の減俸の処遇が発表された。理事会での審議の過程では酒井学長の解任が4票、酒井学長沢田副学長の解任が6票、林真理子理事長を含めての3名解任は8票で一番多かった。だが過半数には達しておらず先の結論となった。林理事長の処遇が軽過ぎはしないのか。大麻の断片を発見した情報は3人共有しているのである。林理事長は就任時スポーツに対する負い目みたいな発言をしていた。当然改革案など出てくるはずもなく別の席で状況が後退してるかの発言もしている。だがマスコミには叩かれない。週刊誌などに連載記事を書いている防弾チョッキが守ってくれている。その事を記者から指摘されると気色ばった。学生記者から学生との対話の場を設けて欲しいとの懇願に「事が落ち着いたら」とやんわり拒否した。アメフト部の存続は継続審議中であるらしい。理事会が廃部に反対している。ジャズに関わっていると大麻ぐらいで・・・と言いそうになるがそのセリフを飲み込む。部員が悪かったのは事実であるが処置の拙さでこじらせたのは大学上層部であるその煽りで廃部はあまりにも学生が可愛そうではないのかと思う。廃部は蜥蜴の尻尾切りに近い。沢田副学長が林理事長をパワハラで訴えていると聞くが学生無視の場外乱闘の様相で既知の情報では割れ鍋に綴じ蓋という気がする。