都知事選の行方 その3

小池都知事がとうとう出馬表明をした。その中で過去8年のレガシーについて自画自賛して見せた。
コロナ禍にもめげずで東京オリンピックの開催した実績をことさら強調していた。閉会式で和服姿でパフォーマンスしていたことを思い出す。その陰で病院に収容しきれないコロナ患者がいた。7つの0の公約もペットも殺処分0以外は1ミリも進んでいない。選挙もジャンケンと同様後出しが有利なようだ。先に出馬表明をした蓮舫は大手メデイアから批判ばっかりとか国政の話を都政に持ち込むなとかさんざん叩かれている。これも小池は計算の上だ。そのうえで世論動向を調査し勝算ありとの数字を確認しての後出しじゃんけんである。あまり早く出馬表明をすると具体的な争点で蓮舫とディベイトを迫られる。経歴詐称、二転三転した築地市場の豊洲移転問題、オリンピック終了後の選手村施設の格安払い下げ問題は第二の森友問題とも言われている。神宮外苑の再開発問題、いつだれが決定したのか定かではないが後戻りできない事になったところで都民に知らされる。出馬を表明すると同時に住民税非課税所帯190万戸に一万円の商品券が配られる政策が発表された。公職選挙法の買収ともとられかねない行為であると同時に現金ではなく商品券と言うところが姑息である。この事務局も設置されたが中抜き業者が介在しているはずである。自民党政治と決別すると宣言して初当選した小池が自民党政治のコピー演奏をしている。裏金まみれの自民党の名前を前面に出さないで戦おうと策を弄している。確認団体なる組織がバックアップするがこれは紛れもなく自民党東京都連である。そしてここのトップが荻生田光一、裏金3000万弱、統一教会べったりの人間である事を忘れてはいけない。緑の狸と黒いネズミが手を組んで東京を見てくれの良いゴッサムシテイにしようとしている。都知事選は次の国政の行方、しいては日本の行方を決める重要な選挙と考え注視しなくてはならない。