統一地方選挙watching vol1

自民党世耕議員が「アベノミクスは失敗ではない。失敗したら私達は政権を失っている筈だ。選挙に勝っているのは成功した証拠だ」と発言している。政権維持だけが成功指標だとするならばロシア経済も北朝鮮経済も大成功と言う事になる。最早独裁国家の論理になっている。そうは言っても勝てば官軍と言う言葉もある。裏でバカな国民ども悔しかったら選挙で落として見ろ・・・・とせせら笑う声が聞こえる。統一地方選挙が近づいている。地方議員が強い地域が国政選挙でも強い。まずは地方選挙からである。話題の地域を順に紹介したい。山口県の衆議院補欠選挙が有る。安倍元総理の地盤山口4区にオウム真理教事件や統一教会事件を追っていたジャーナリスト有田芳生氏が立候補する。有権者に選択肢を見せなくてはならない。安倍政治への総括をこの地から見たいと思っている。山口2区には引退する岸防衛大臣の息子信千世も出馬する。政治信条などまるでない。プロフィールに堂々と岸家の家系図を乗せる愚息である。4世の世襲議員を目指している。山口県民の品位が試される。
国会中継で高市早苗の強弁を聞いていると政治への嫌悪感を持つ人が出るだろう。そして選挙には行かないかもしれない。これが自民党の戦略である。投票率が下がれば下がるほど組織率の高い政党が有利になる。