時事爺writerその2

オリンピックそのものにも反対であるが、突然、アイヌ民族の舞踏がオリンピックのパフォーマンスから突然外された事はすっきりしない。演出的にはまらないという理由だ。つい最近「2000年にわたり同じ民族が、同じ言語で、同じ一つの王朝…日本しかない」と言う失言をした高圧的な大臣いましたよね・・・・・。
結局政権中枢の思想にはまらなかった、ということではないのだろうかと疑っている。
いいシリーズ名が浮かんだので2回目から変更する。
Easy riderのパロディである。怒ってばかりでは健康に悪い。怒りを笑い飛ばせ。古今亭志ん生の教えである。
Born t be wild

時事爺トライアングルその1

一昔前似たようなタイトルで文章を書いていたがパソコンが壊れてしまいデータを取り出せなくなってしまった。心機一転「あれ」と思うことを書いてみる。
1. 沢尻エリカ
沢尻エリカが薬物使用で有罪になった。沢尻エリカ本人については「別に」と答えた意外何も知らないし興味もないが気になることがある。芸能界に戻ることはない。一から社会復帰を目指すと言う事である。他人事ながら何をやるのだと思う。手打ちのそば職人を目指すのか、国家公務員試験の勉強をするのか。所属していた世界に戻るのが一番更生しやすいのではないのか。芸能界や野球界ではそうでないらしい。戻るところがない人間は再犯率が高いのが事実だ。その点jazz界は優しい。いい音楽さえをやっていればフアンは戻ってくる。それ以前に薬物使用者を排除していたら今のjazzシーンそのものが成立していない。そうだ、沢尻エリカjazzを目指せ。あなたならどこでやっても満席になる。
余談であるがjazzミュージシャンで会社員になってもそこそこ出世するのは誰だというは何になったことがある。佐山雅弘という説には支持者が多かった。
絶対出世しないミュージシャンの方はあなたが知っているミュージシャンを適当にあげれば大体正解のはずである。
2. 北村誠吾地方創生担当相
三日続けてNHKの国会中継がない。官邸は国民に見せたくないものがあるはずである。2月7日の衆院予算委員会の北村誠吾地方創生担当相の答弁は民法のニュースで断片しか見ていないが二転三転、しどろもどろ、薬中の三流ミュージシャンが書き譜のソロをやろうとしているが譜面を読むのも儘ならないといった体である。菅官房長官、大臣の資質を問われて「適材適所」であると答えている。ふざけるな!と言ってスイッチを消すことはできる。だがこれが先方の思う壺になる。
演奏もチョンボがあっても面白いよね・・・・という風潮が蔓延してくると質は必ず下がる。

ハードボイルドな日々 その1

ハードボイルド小説なんぞは舐めていた。45年ほど前の話である。なめていた分痛い目にあった。英語の授業でR・チャンドラーの「killer in the rain」を教材で使う講座を履修した。日本語を全く話せない外人講師による英語での授業で試験問題も英語である。見事にわからなかった。難しい単語はあまりないのに受験英語では全く歯が立たなかった。どうやって単位を取ったのかは覚えていない。下駄をはかせてもらうお願いをした記憶もない。大体「下駄をはかせてほしい」というニュアンスを英語で言えるはずもない。そんなことを言えるのであれば「優」でクリアできたはずである。出会いは散々であった。
チャンドラーの小説は何本かは映画化されている。その主役のフィリップ・マーロウに感化されてしまった。
「タフでなければ生きられない、やさしくなければ生きている資格がない」こんなかっこいいセリフを日常生活の中で言ってみたいものだと思った。
主役のマーロウ役はロバート・ミッチャムがイメージに合っている。
「さらば、愛しき人よ」は都会で生きる人間の孤独感が詩情漂うように表現されている。酒の飲み方も教わった。
「ギムレットを飲むのには早すぎる」
口開けのbarに行って時計を見ながらバーテンダに「もう、ギムレットを頼んでもいい時間ですかね」とか言ってオーダーするのである。ちゃんとしたバーは「このガキ何かっこつけてんだ」とは決して言わないものである。

腹立ち日記vol23

腹立ち日記vol23
東京高検検事長の黒川弘務氏を半年後の8月7日まで異例の措置で続投させる人事を閣議決定した。この黒川氏と言う人はどういう人かと言うと甘利元大臣、小渕元大臣、佐川国税庁長官後諸々の人を不起訴にして安倍晋三の守護神として神棚に祀られている方だ。多分次期検事総長に抜擢されるはずである。何のためか・・・・
現国会での「桜を見る会」問題はじめ犯してきた数々の犯罪から逃げ切るためと思われる
昔、東京地検特捜部は時の田中角栄総理でさえ起訴したのだ。まだ三権分立が保たれていた。
安倍総理は自分が捜査対象にならない布石を打っている。
三権分立も崩壊しつつある。
確定申告用紙が届いていた。馬鹿らしくて真面目にやる気がなくなる。

腹立ち日記vol22

参議院本会議にて補正予算案可決された。予算委では、新型コロナウィルスについて指定感染症の施行を早めるべきとの声が相次いだ。もっともだという気がする。ところが自民党議員の中には憲法に緊急事態条項があればもっと迅速に対処出来たと言い、一部野党も逃げずに憲法改正の議論をすべきとの声があった。行政の不手際を憲法論後に結び付けるのは止めてもらいたい。こういう論議は格差社会の解消も景気対策も緊急事態条項にないとのことで後回しにされ兼ねない可能性を秘めている。
反社会的勢力の山口会長が「桜を見る会」に招待されたかどうか個人情報だから答えられないと安倍総理は予算委員会で答弁した。ところが山口会長は鳩山政権時代も参加していたと個人情報を何の躊躇いもなく披歴する。
これを同じ口で国会で答弁をした安倍総理。個人情報を既に漏らしている総理が答弁を拒否する為に個人情報を盾に使う。
山本リンダ曰く政治の劣化が「どうにも止まらない」

論語

読んでいて心がたおやかになる本がある。それが「論語」だ。巧言令色鮮し仁・・・・高校の漢文で習い何となく意味も分かっていると誤解しているあの論語だ。高橋源一郎訳「一億三千万人のための『論語』教室が面白い。
jazzフアンの為に一説だけ紹介したい。
子曰く、詩に興り、礼に立ち、楽になる
訳はこうだ。
「学問というものは意外かもしれないけど、まず、「文学」を読む、というか知ることから始まるのです。言葉、と言うものを知らなければ、何も理解することはできません。そして「文学」以上に、言葉について知ることができるものはないのです。
(僕の独白・・・そうそう、ヴィトゲンシュタインの哲学論考も「世界は言葉の総体である」ではじまる)
その段階が過ぎると、それから、人間の在り方を知る「礼」について習うことになります。『礼』というものを理解できて初めて、とりあえず学問が身についたと言っていいでしょう。でもそれだけではダメなのです。その『先』に音楽を学ぶと言う事があります
そしてそれが一番難しい。ことばがわかること、人間の在り方がわかることそんなものとは違った『わかり方』にたどり着かなければ音楽はわかりません。そして。音楽というものを理解したとき、ようやく、私たちは『人間』になることができるのです。」
短い一説にこれだけ深いことが込められている。孔子先生すごい!
そしてJazzミュージシャンも凄いのだろう。音楽を理解して実践しているのだから・・・
ただ何事にも例外はあるはずだ。いやかなり例外がある。いやいやいや例外だらけだ。
ひょっとして孔子先生間違っているのでは・・・・
いやいや、そんなことはないはずだ。そうだ僕はまだ「礼」と言う事がわかっていない。

jazz紳士交遊録vol11

Luna
この不運の歌姫のとの付き合いは11年目になる。初めてlazyに来た時の事ははっきり覚えている。お客さんはライブレポートを書いてくれている牛さがん一人であった。最後の曲が終わった時二人でスタンディングオベーションをした。社交辞令ではない。胸を打つものがあったのだ。それからLunaはめげずに毎年秋には北海道ツアーを敢行している。距離が急速に縮まったのは大石学トリオとのアルバムの恩恵だ。元々ゴーン氏の隠し資産くらいの実力があるLunaが最高の共演者を得て作ったアルバムだ。悪かろうはずがない。そうして少しずつフアンを増やしていった。そして転機が訪れる。竹村一哲がLoud 3というロックバンドをやっている。Woodstock世代の僕はここにボーカルを入れて聴きたいと思った。一哲に相談した。
「ボーカル入れてやらない」
「誰かいますかね」
「ルナどう?」
「ルナさん、やってくれないですよ」
「俺頼んでみるよ」
と言う事で三顧の礼をもってルナにお願いをした。いつになく丁寧な文面だったという。ルナは快諾してくれ「糞くらえjazz in lazy」は春の風物詩になっている。
そんなルナは何故かついていない事が多い。
飛行機が飛ばず。列車を乗り継いで来たこともあった。
例の北海道中部大地震に見舞われ停電でも蝋燭立てやる覚悟できたこともあった。
帰り成田まで着いたはいいが台風で都内の交通網が寸断されていて半日がかりで歩いて帰ったこともあった。
そして今年・・・サウンドの要秋田祐二が病気で参加できない。それでもルナは最初のロックのコンセプトでやってくれるという。去年はWoodstock50週記念だったがイベントは中止になった。
それをlazyでLunaと一緒に実現してやるぜBaby!
3月25日、26日待ってるぜBaby!

腹立ち日記vol21

1月28日の国会中継で驚くべき答弁を聞いた。「桜を見る会」のツアーに安倍総理の後援会は関与していなかったのかとの質問に「参加者を募集したのは旅行代理店であって後援会は参加者は募ったが『募集』はしたことはない」ご飯論法ここに極まれりだ。
こんな馬鹿々々しい国会中継など見るに値しないとチャンネルを変えた人も大勢いたのではないか。道新の読者欄にも「何、同じ桜の事ばかりやっているのだ」という声も頻繁に聞かれるようになった。だがこれは安倍総理の戦略ではないのかと思う。国会の存在を貶め、
ここでは何も議論されず合意形成もされない無意味な制度なのだと。「国会なんかいらない、閣議決定でいいのでは」という独裁制のほうが手っ取り早いのではという意識が国民の中に蔓延していく。憲法の拡大解釈も、最近の自衛艦の中東派遣も密室での閣議決定で決められた。ドイツのワイマール憲法も合法的になし崩しにされた歴史的事実を思い出したい。
ラジオではピート・シーガーの「花はどこに行った」が掛かっている。

腹立ち日記vol21

1月28日の国会中継で驚くべき答弁を聞いた。「桜を見る会」のツアーに安倍総理の後援会は関与していなかったのかとの質問に「参加者を募集したのは旅行代理店であって後援会は参加者は募ったが『募集』はしたことはない」ご飯論法ここに極まれりだ。
こんな馬鹿々々しい国会中継など見るに値しないとチャンネルを変えた人も大勢いたのではないか。道新の読者欄にも「何、同じ桜の事ばかりやっているのだ」という声も頻繁に聞かれるようになった。だがこれは安倍総理の戦略ではないのかと思う。国会の存在を貶め、
ここでは何も議論されず合意形成もされない無意味な制度なのだと。「国会なんかいらない、閣議決定でいいのでは」という独裁制のほうが手っ取り早いのではという意識が国民の中に蔓延していく。憲法の拡大解釈も、最近の自衛艦の中東派遣も密室での閣議決定で決められた。ドイツのワイマール憲法も合法的になし崩しにされた歴史的事実を思い出したい。
ラジオではピート・シーガーの「花はどこに行った」が掛かっている。