Wカップの裏番組 vol4 冬季オリンピックと環境問題
IOCが突然2030年の冬季オリンピックの開催地の決定を延期すると発表した。環境問題に対する対策を考慮するためとある。何を今更二郎である。バンクーバーが撤退し、ソールトレイクは2034年の方が本命と言う事で実質札幌しか残っていない。何もなければすんなり札幌と言う事になってしまったはずだ。そこに燻っていた東京オリンピック汚職事件が大疑獄事件へと進展している。高橋治之容疑者は2度の保釈請求を却下され今も収監中である。橋本聖子会長、森喜朗前会長も特捜部の事情聴取を受けている。弱気になった橋本聖子会長は「札幌開催は難しいのでは・・・」と発言している。だが橋本会長は所詮腹話術の人形である。しゃべらせているのは森喜朗前会長である。この二人、親子の杯を交わした任侠の関係にある。驚いたのは国際IOCのボッタクリ男爵である。ここで札幌に降りられては一からやり直しである。そこでバッハ会長は考えた。「札幌市長はまだやる気である。どうせ日本人は時間がたてば忘れる。ほとぼりが冷めるまでちょっと時間をおこう・・・。でもな・・・延期する口実が必要だな・・環境問題と言う事にすればトレンディだよな」
この程度の問題意識である。我々の事を舐めまくっている。本当に地球環境を危惧するのであればオリンピックなどやらないのが一番である。冬季オリンピックは開催できる環境が整っている地域は限られている。その国が招致に手をあげなくなっている。そこでIOCは開催地輪番制を主張している。施設と開催のノウハウを持っている都市が順番に開催するというものである。スポンサー料で食っているIOCにとっては賄賂は減るだろうがこの方が楽である。あまりやりたがらない会社の観楓会の幹事が定期的に回ってくるようなものである。手をあげる国が有るとは思わないがいい案が有る。ロシアと北朝鮮で交互に開催してもらうのである。ミサイルと戦車代がインフラに使われるようになる。
東京五輪インパール作戦を我々は見てきた。札幌五輪八甲田山行軍は辞めるべきである。