パンダと株価と天皇と

上野のパンダ、シンシンが双子の赤ちゃんを産んだ。パンダ、パンダ…♪ブルーハーツがテーマ曲を歌っている。二匹とも身長が10何センチかで体重も100何十グラムかである。ラジオでは具体的に二匹の身長体重を報道していた。そういえば懐妊の兆候があった時もにニュースになっていた。懐妊がニュースになるのはパンダとイギリス王室だけである。北海道では北大と旭川医大の学長の「解任」が問題になっている。それぞれの学長のパワハラの有無も取り沙汰されているが文科省の大学自治権侵害にもつながる重層的な構造の問題とみている。水脈は日本学術会議の任命問題と一緒である。
母パンダのシンシンはお産の疲れも残っているが24日出産後初めて餌を食べた。「心身」ともに健康であるらしい。はっきり言うがこんな詳しい情報いらなくねぇ・・・!!!
これもオリンピックと一緒で愛と感動と絆を我々に与えてくれるとマスコミが考えている証拠でもある。
パンダの出産で株式市場にも若干の影響があった。「パンダ関連株」を中心に買われたがアルゴリズムを刺激するまでには至らず、大商いにはならなかった。なんだこの「パンダ関連株」といのは・・・・。銘柄を見ると東天紅などの大手中華料理店など中国関連の会社である。
「風が吹くと桶屋が儲かる」あるいは「アメリカがクシャミをすると日本が風邪を引く」の論理である。株価など市民の経済実態とは全く関係ない指標であることがここでも証明される。
宮内庁の西村泰彦長官が24日、天皇陛下が新型コロナ感染状況を心配されているとした上で、「国民の間に不安の声がある中で、ご自身が名誉総裁を務めるオリンピック、パラリンピックの開催が感染拡大につながらないか懸念されていると拝察している」と述べた。
これを「政治的発言で憲法違反だ」と言う言論人がいた。と言う事は五輪開催の当否は「政治問題」だと主張していることになる。陛下は「五輪開催の可否を論じることは科学の問題であって、政治問題ではない」と判断したからこそのお言葉ではないのか。
この発言に対する加藤官房長官の発言も酷い。
陛下の懸念は「宮内庁長官自身の考え」と切り捨て陛下が反論できないことをいいことに陛下と長官の人格を踏みにじっている。
本当に長官が天皇の威を借りて発言していると思っているなら今すぐ「懐妊」ではなく「解任」すればよいのである。
付記
トピック欄もご覧ください