斎藤兵庫県知事の定例記者会見は飽きもせず毎週見ている。質問がパワハラ、公益通報者保護法に及ぶと真摯に受け止め・・・襟を正し・・・と答えるものの・・県民局長を誹謗中傷した発言は撤回もしないし謝罪もしない。部下のパワハラには減給処分に処し厳しいのであるが自分の処遇に関してはCTIレーベルのWITHストリングス企画のように甘い。見慣れた光景である。だがここに微妙な差違が出てくるのである。同質の質問であっても全国放送の記者に対する態度はテレビを意識したものになっている。ここでも三流の人間性を露呈している。斎藤知事を取り上げるメディアは関西の放送局だけである。その露出度だけで知事になったと言ってよい。記者から執拗な質問攻めにあっている姿を見るといつしか斎藤信者になってしまうのかもしれない。そういった信者が斎藤知事に詰め寄る県議会議員、ジャーナリストに誹謗中傷メールを送信し続けている。それを苦にして亡くなった方もいる。毎週詰め寄るジャーナリストの一人は会見出禁になっているし嫌がらせメールが日々2万通届く記者もいる。それは嫌がらせの領域を超えて脅迫になっている。威力業務妨害で事件化していてもおかしくないのに警察の腰は重い。知事と県警という上下関係が影響しているとしか思えない。毎回同じ質問をするジャーナリストたちは身を危険に晒しても有権者に信号を送り続けているのだと思う。はっきり言うが斎藤知事の人間性を見極められない人間は知性が低い。2025/4/9